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【体験記2】東京拘置所赤落ち編

東京拘置所にて

14日目から17日目くらい
14日経過したら、
すぐに未決期間が終わるのかと思ったら、
そういう訳でもなく、
少しアディショナルタイム的な期間があった。

運動の時間に、
「移送されるならどこが良いか」とか、
「赤落ちしたらどうなるか」とか、
「赤落ちしたらお菓子が食えねえ」とか、
話してた。

ちなみに、
赤落ちとは。
未決期間の時期が終わって、
「受刑者状態」になること。

東京拘置所では、
称呼番号も変わり、
番号札の文字が黒から赤くなる。

18日目
朝起きてから、
巡回の刑務官に。
「未決の期間が終わったから転室するよ」
って言われる。

お菓子は回収で食べられなくなり。
本も内容によっては、
回収されて領置状態になり、
読めなくなる。
着る物(下着含む)も、
私物が使えなくなり、
官物の舎房着を着させられる。

その舎房着というのが、
映画とかで見たのと同じで...。
唖然となったのを覚えている。


そして、
転室。

他に1人いた。
その1人が、
後の喜連川での生活でのネタにつながる。笑

そして。
色々説明をうける。
・手紙が月に4通しか送れない
・面会が月に2回しかできない
・規律を違反すると懲罰になる
とか。
とにかく自由度が大幅下がり、
QOLがガッツリ下がる。

髪型も自由だったのに、
丸刈りにされる。

坊主なんか、
絶対似合わないと思っていたら、
意外とイケた。

刑務作業もその日から始まる。
内容は紙袋を折る作業。

そして運動。
やっぱり屋上の鳥籠みたいな所で。
5人くらいだったかな。

途中で自分は、
諸事情で、
喜連川に移送になるまで、
1人で運動することになってしまうのだが。

5人で運動していた頃は、
「何年食らった」とか、
「どこの刑務所がオススメ」とか、
まぁどーでもいい話ばかりをしていた。

あとは、
分類という作業で、
別室に集められ。

どこに移送されたいかとか、
聞かれる。

周りを見てみると、
普通そうな人と分かりやすく悪そうな人がいた。

1人ずつ呼ばれるのだが、
みんなそれぞれ行きたい所を話していた。
「北海道のほうがいいです」とか、
「九州のほうがいいです」とか、
みんなの事情で希望を話していく。

東京拘置所は、
日本全国どこでも希望どおりの刑務所に、
行きやすいらしい。
地方の拘置所では、
そうはいかないそうな。

ちなみに、
自分が希望したのは、
以下の3ヶ所
・「東京拘置所」
地元から近く、
電車でも面会に来やすい。
仮釈放が多めにもらえるとのウワサ

・「喜連川社会復帰促進センター」
東京拘置所の次に、
地元から近い。
民間なので、
あまり厳しくなさそうだと思った。

・「美祢社会復帰促進センター
たまたま読んだ雑誌にでていた。
出たくなくなるくらい快適?らしい。

以上、
上から希望順に書類に書いた。

どこで過ごすかは、
今後何年かの生活で、
すごーく重要だと思うので。

保釈されているうちに、
未決期間の間に、
リサーチをオススメしておきます。

もし、
入るハメになった時の、
オススメ刑務所記事。
別途書きますね。

まとめ
・赤落ちすると、いよいよ自由がなくなる。
・刑務所選びは慎重に。


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