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「Redx(リデックス)」プロダクトデザインストーリー(後編)

こんにちは!Redx(リデックス)サービス、プロダクトデザイン&マーケティングチームの佐藤です。

公開記事が3本目ともなると、どれくらいの方々に読んでいただけているのかなと、少しずつ気になってくる今日この頃だったりします。

今回は、Redxのプロダクトデザインストーリーを2回に分けてお届けしている後編です!

私たちオープンリソース株式会社(以下:オープンリソース)の新しいサービス「Redx(リデックス)」が向き合っている業界の課題については、前編で記載しているので、まだ読んでいない方は、そちらも併せて読んでみてください!

「どこにもない、ふつう」をRedx(リデックス)がデザインします

この記事では、Redxがデザインする世界観やサービスコンセプトについてお伝えしていきます!

ベンダーロックインからの解放と大幅なコスト削減に向けて

前編にて記載しましたが、POSシステムを導入する中規模~大規模の小売業の多くが、特定ベンダーへの依存が深まり(ベンダーロックイン状態)、システム改修時のコスト増大や、使用するハードウェアの選択や機能追加・変更を全てベンダー側に主導権を握られてしまう、という状況に陥っています。

Redx(リデックス)が、ベンダーロックインを解消するために採用したアプローチは、クラウドPOSの機能の標準化/共通利用化です。これにより、各社独自の個別カスタマイズを最小限に抑えることができます。

個別カスタマイズが減れば、開発期間が短くなり、初期導入コストを削減できます。また標準機能をベースとすることで、導入後の機能追加やバージョンアップも容易にできます。

「個別カスタマイズ」の最小化が、ベンダーロックイン開放のキーファクター

具体的には、Redx(リデックス)を導入するタイミングで「これまでほとんど使われていなかったけど、そのまま放置していた機能」や「追加開発を繰り返して業務が複雑になっている機能」などを、一斉に見直し、機能を標準化することで、業務効率を上げ、現場の生産性の向上に繋げます。

「個別対応」から「標準化・共通化」へ。このコンセプトこそが、これまでの小売業界のシステム開発においては、全くなかった新たなアプローチです。

継続的な機能追加、変更のコストが削減される「プラグイン型」開発ロジックの採用

従来型のシステムは、個別カスタマイズの積み重ねにより複雑化しているため、改修時に多大な費用と時間を要します。

Redxが採用する「プラグイン型」のロジックは、個別の機能追加を他のシステムに影響を与えることなく実現できます。

iPhoneなどのスマートフォンでは、追加したアプリをすぐに使えるのが当たり前ですが、従来型のPOSシステムにおいては、機能を追加する際に「レジを打ってレシートを確認する」といったアナログな作業が行われているのが実態です。Redxではテストの自動化による検証作業の抜本的な効率化に取り組んでいます。

業界の慣習に一つ一つ向き合い、UX/UIデザインを進めています

このように古い慣習を一つ一つアップデートしていくことで、Redxはお客様の理想のオペレーションの追求と大幅なコストダウンを実現することができるのです。

「見やすい」「わかりやすい」「使いやすい」RedxのUI/UXデザイン

Redxが大事にしているのは、システムとしての利便性だけではなく、日々店頭でPOSレジを操作する店舗スタッフのオペレーションの負担軽減や、教育コストを最小化すること。

「わかりやすさ」「使いやすさ」に徹底的にこだわり、タブレット端末での操作をベースにしたデザインを追求しています。

デザインとは「わかりにくいもの」を「わかりやすくする」こと

「以前のシステムは操作が複雑で、新しいスタッフの教育にも時間がかかっていました。しかし、Redxの導入後は直感的な操作性と、必要な機能だけを配置したシンプルなデザインにより、誰もがすぐに慣れることができました。」

Redx導入企業様の声

システムを導入することで、お客様の買い物がスムーズで便利に進むように、Redxはお客様の購買体験とユーザーのオペレーションを見据えたプロダクトデザインをしています。

また、自由なハードウェア選択を可能にすることで、各店舗が理想とするオペレーションを実現できるようサポートします。

お客様とのパートナーシップによる「共創」デザイン

システム開発の世界で耳にする言葉に、心を痛めることがあります。
「ベンダーに全部任せればいい」、そんな言葉が交わされる瞬間、私たちの仕事への情熱が、ただの取引に置き換えられてしまうような寂しさを感じます。

Redxはお客様と共に、標準機能を共創したいと考えています

お客様の理想的な未来の実現に向けて、丁寧にシステム開発を行い、実装させていく、それがRedxのプロダクトデザインチームが大切にする考え方です。

Redxの使命は、お客様と共に理想の業務オペレーションやシステムを創造すること。そこには、単なるビジネス関係を超えた、真のパートナーシップが存在します。

Redxサービスを提供するオープンリソースは、お客様と共に笑い、時には共に悩み、一緒に成長してきました。時には、あえて難しい質問を投げかけることもあります。「この業務プロセスは本当に必要ですか?」そう問いかけることで、一緒にもっと良い未来を見つけ出したいのです。

ITやデザインの観点から、お客様と同じ目線で、お客様の未来を考えています。

私たちが目指すのは、「指示された通りに開発する」ことではなく、「共に創り上げる」こと。小売業の新たなスタンダードを、お客様と一緒に築いていきたい。お客様のビジョンと私たちの技術が合わさることで、初めてイノベーションが生まれると考えています。

Redx(リデックス)プロダクトデザインストーリーが始まりました

こうしてオープンリソースの自社開発プロダクト「Redx」の展開がはじまりました。この記事では書ききれない、Redxの魅力や今後の展開については、引き続きシェアさせていただきますので、こうご期待ください!

既にロフト様への導入が進んでいるほか、大手百貨店や専門店の企業様への導入も決定しており、個社毎の導入に向けての準備を進めています。

これから、導入企業の皆さま、業界の新たなスタンダードを創っていきたいと思う皆さまと一緒に、プロダクトデザインをし続けていきたいと思っています!

皆さんと共創出来る日を楽しみにしています!

今回の記事はここまでです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

Redx(リデックス)サービス
プロダクトデザイン&マーケティングチーム
佐藤

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