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EC事業会社で飛び交うIT用語集

こんにちは。

最近ときめいたゲームUIは『NieR Re[in]carnation』、レッドビジョン・デザイナーのまっつです。

突然ですが、みなさんIT・マーケティング用語の横文字は得意でしょうか。
5年間Webデザイナーをしている私は、、未だに苦手です!(ドヤァ

私は元々制作会社で働いており、制作で使う用語に関しては問題なかったんですが、マーケティング用語はふんわり覚えており、
弊社レッドビジョンでインハウスデザイナーになった時は、似たようなマーケティング用語にテンパってたのをよく覚えております。

その時は逐一用語をいろんなサイトで調べていましたが、
EC事業で使う用語がまとまったサイトがあまりない印象だったので、今回弊社でよく飛び交っているIT・マーケティング用語をnoteにまとめました。

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EC / Electronic Commerce

電子商取引と訳され、インターネット上でモノやサービスを売買すること全般を指します。

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モール

複数のネットショップがひとつのサイトにまとまっており、Web版の百貨店のように様々な商品を販売しているWebサイトのことです。

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LP / Landing Page

オンライン上の広告をクリック/タップした場合や自然検索やブログ/SNSなどを経由して訪れたユーザーが最初に見るWebページをランディングページと言います。

「ランディング」とは「着地する」という意味で、文字通り「最初に着地したページ」を指し、リスティング広告(後述)を代表としたインターネット広告から来訪してきたユーザーに効果的に商品やサービスを宣伝する上で、重要な役割を担っている。

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LPO / Landing Page Optimization

ランディングページ最適化のこと。リスティング広告などのインターネット広告からランディングページに訪れたユーザーの行動による成果「コンバージョン」を分析し、より効率的に成果へ結びつけるためにランディングページを継続改善していく取り組みでもある。A/Bテスト(後述)で獲得効率の良し悪しを検証する場合や対象ユーザーごとのニーズにあわせて複数ページへと最適化していく場合などマーケティング目的によって施策内容は異なってくる。このようなランディングページ最適化をサポートするためのLPOツールなどを利用することも多い。

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LTV / Life Time Value

「顧客生涯価値」のこと。ある顧客が、取引を開始してから終了するまでの期間に、自社に対してどれだけ利益をもたらしたか、収益の総額を算出するための指標です。

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PV / Page View

Webサイト内のあるページへのアクセスがどの程度あったかを測る指標です。 ユーザーがブラウザ上でWebページを表示するごとにPV数は1つカウントされます。 このPV数は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールをサイトに導入すると解析可能です。

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STP

セグメンテーション(市場細分化)、ターゲティング(狙う市場の決定)、ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)の3つの英単語の頭文字をとって名付けられたマーケティングの代表的な手法の一つ。
[詳細はこちら]

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A/Bテスト

異なる複数のランディングページを均等に表示させ、一定期間の集計データをもとに「どのパターンが最も効果が高いのか」を判定するためのテストです。

複数ページを同時配信することにより、公開した時期やタイミングなどの影響を受けにくいことから、変更した要素の優劣について判断しやすいというメリットがあります。

一般的には一部の要素が異なる2つのページを比較検証することが多く、またコンバージョン率が高かった方のページの要素を取り入れ続けることで、継続的なコンバージョン率の改善へとつなげられる施策にもなると言われています。

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PDCA

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(行動)という成果改善のための4つの工程を指します。LPO施策に置き換えた場合、改善施策の立案(P)、改善施策を元にしたLPデザインの改修及びA/Bテストの実行(D)、分析ツールによる客観的な評価の検証(C)、検証要素を元のページに反映する(A)のように置き換えることができます。

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CV / Conversion

サイトごとに設定されているゴールにユーザーが辿り着くことを意味します。

ECサイトの場合は、ユーザーが商品を購入すればコンバージョンが遂げられた設定が一般的です。

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CVR / Conversion Rate

「顧客転換率」のこと。Webサイトにアクセスが発生した場合、そのアクセスのうちどのくらいが、登録や購入、申し込みなどのコンバージョンに繋がったかの割合を示します。
例)100PVに対して1CV = CVR1%

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CTA / Call To Action

ランディングページに訪れたユーザーにコンバージョンという行動を起こしてもらための誘導エリア。申し込みエリアやコンバージョンエリアとも言われる。商品購入や資料請求の入力フォームへのリンクボタンなどを配置することが一般的です。

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CTR / Click Through Rate

クリックされた割合のこと。クリック率とも言う。計算方法は「クリックされた回数÷インプレッション数(広告の表示回数)」で求めることができます。CTRが高ければ表示された広告が効率よくクリックされているということを意味し、表示効率の指標となります。

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CPC / Cost Per Click

クリック課金型広告の効果をはかる評価指標のことで、クリック/タップ1回あたりの料金のこと。

クリック単価とも呼びます。計算方法は「広告費用÷その広告で獲得したクリック数」で求めることができます。

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CPA / Cost Per Acquisition

コンバージョン獲得1件あたりにかかった広告費用を示す値。計算方法は「広告費用÷コンバージョン数」で求めることができます。CPAが高いということは、1コンバージョンの獲得に多くの費用が掛かっているということになります。

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IMP / Impression

「インプ」または「インプレッション」と言います。

Webサイトに掲載される広告の効果を測る指標の1つで、ユーザーがサイトに訪れ、広告が表示された総回数のことを指します。impが多いということは宣伝効果は大きいということになり、PVと混同されやすいがPVはページが表示された総回数なので異なります。

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GA / Google Analytics

Googleが提供するアクセス解析ツールのこと。
登録したサイトのユーザーの行動に関するデータ、PVや設定したCV、ユーザーのアクセスデバイスなど様々なデータを見ることができます。

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GTM / Google Tag Manager

Googleが提供するタグマネジメントツールのこと。
計測タグや広告タグなどを利用するには、それぞれのツールから渡されたタグをWebサイトの対象ページのHTMLへ毎度埋め込む必要があるが、GTMを設定することで、オンラインの管理画面上から「どのページへ」「どのタグを埋め込む」などを一元管理できるツールです。

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Google Search Console

登録しているサイトをGoogleがどう評価しているかをチェックし、オーガニック検索における影響力を最適化することができるサービスです。

例として、それまでトラフィックが多かったブログ記事で急にトラフィックが落ち込んだ原因を調べたり、当社のWebサイト全体で毎月獲得しているインプレッション数を確認したりできます。

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SEO / Search Engine Optimization

Googleを始めとする検索エンジンは数多あるWebサイトの情報を収集し、データベース化しており、ユーザーが検索したい情報に対して最適なページを検索結果として上位表示するようにプログラムされています。

あるキーワードで検索した際に、検索エンジンから評価を受け上位表示となるためには検索キーワードの選定やそのキーワードに関する有益な情報/コンテンツを記載し、更新頻度を高めることなどが施策としてあげられます。

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EFO / Entry Form Optimization

エントリーフォーム最適化のこと。必須項目と任意項目を明確にし、入力漏れやミスなどに対してエラーメッセージを表示したり、入力補助でユーザーの負担をいかに軽減するなど目的に行われる改善施策。例えば、住所入力の場合は、郵便番号の入力だけで都道府県や番地などを自動表示させたり、スマートフォンの場合は電話番号入力時に、数字のみの入力窓に自動変換するなど様々です。ユーザーにとって、わかりやすい、利用しやすいフォームとなる設計が求められます。

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KGI / Key Goal Indicator

重要目標達成事項。組織やプロジェクトが最終的に到達すべき目標を定量的に表したもの。売上高や利益率、成約率など。

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KPI / Key Performance Indicator

最終目標(KGI)に対する中間目標を定量的に表したもの。引き合い案件数や、顧客訪問回数、解約件数などをKPIとし、プロセスの進捗を管理します。

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CRM

「顧客関係管理」のこと。製品やサービスを提供する企業が、顧客との間に親密な信頼関係を作り、購入してくれた顧客をリピーターに、リピーターからファンになるような活動を行い、顧客と企業の相互利益を向上させることを目指す総合的な経営手法です。

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ベンチマーク

競合調査を行った上で、他社の優れたマーケティング施策を分析し、自社サービスやLP・サイト等の改善施策を考案する際の参考とすること。ランディングページの制作・改善における競合調査を行う際のベンチマークの指標例として、デザインのトーン&マナー、メイン訴求軸、コンテンツ設計などが挙げられる。

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ビッグワード

検索エンジンでよく検索されるキーワードのこと。ビッグワードは誰からも検索されることから抽象度や汎用性が高い言葉であることが傾向として挙げられる。リスティング広告運用時にビッグワードを選定した場合、表示される回数や流入数を数多く期待できるが、その分競合も多いため広告運用力とランディングページの品質によって成果が大きく左右される傾向があります。

一方であまり検索されないキーワードのことをスモールワードと言い、ターゲットを絞ったスモールワードやビッグワードとスモールワードの中間に位置するミドルワードも併せて選定することでより効果的な運用を行うことができます。

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MA / Marketing Automation

「顧客開拓におけるマーケティング活動を可視化・自動化するツール」のことで、見込み顧客自身の固有情報や見込み客から収集した各種情報の一元管理、育成、さらにはホットリード(購買意欲の高い見込み客)の絞り込みまでの活動を自動的(効率的)に行う役割を果たします。

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オーガニック検索

検索結果画面の広告枠を除いた部分のことを指します。 GoogleやYahoo!でユーザーが検索を行った際、検索エンジンがアルゴリズムによって評価したサイトをランキング形式で表示させています。 別名、自然検索とも呼ばれます。

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リスティング広告

GoogleやYahoo!などの検索に連動して掲載される広告のこと。検索連動型広告や検索広告とも呼ばれます。ある特定のキーワードを検索したユーザーにのみ広告表示させることができるため、購入意欲の高いユーザーにターゲティングして広告出稿できる。インターネット広告の定番的なメニューとなっています。

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ディスプレイ広告

Webサイトやアプリなどのコンテンツ内で表示される広告のことを指す。配信方法は大きく分けて2つあり、1つは広告主のサイトに訪れたことのあるユーザーに対して他のサイトを閲覧している際にバナー表示させる「リマーケティング」と言う配信メニューと、もう1つは既存ユーザーと似たような行動パターンを取りながらも、まだ広告主のサイトには訪問したことがない潜在的な新規ユーザーにアプローチする「オーディエンス拡張」と言う手法があります。前者はサイト訪問者限定に配信ができるため、顕在層顧客やリピーターへのアプローチに強く、後者は潜在層を対象とするため新規獲得に強いという特長をそれぞれ持っています。

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SNS広告

FacebookやTwitterなどのSNSに出稿する広告のこと。広告に対して「いいね」やコメントなど自由に反応することができ、 さらにユーザーが行ったその反応に対してもユーザーの友人など多くのSNS利用者がフィードバックできることから、 非常に高い拡散性を持ちます。

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インフィード広告

ニュースサイトなど、ソーシャルメディアやモバイルサイトのコンテンツの中や、SNSのタイムラインの間に表示される広告のこと。ページ内の他のコンテンツと並列で表示されるためユーザーの目に違和感なく自然に入り込むことができます。

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ツーステップマーケティング

商品を購入してもらうために、ユーザーに2段階(以上)の段階を踏んでもらうマーケティング手法のこと。最初のステップはすぐに試すことができるハードルの低いものを設定し、まずは気軽に体験を行ってもらい、次のステップで商品購入というゴールにたどり着いてもらうというのが、その基本的な仕組みです。

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カゴ落ち

ユーザーが「カートに入れる」「商品をかごに追加」などのボタンを押してカートに入れたあと、購入手続きまで行かずにサイトを離脱すること

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アフィリエイト

ブログサイトなど自分のホームページ内の記事で広告主の商品を宣伝し、そのページを見た人が実際に購入や契約に至った場合に、その成果に応じた報酬が支払われるインターネット広告の仕組みのひとつです。

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UGC / User Generated Contents

UGCとは、「一般ユーザーによって作れられたコンテンツ」のこと。企業によって作られたコンテンツではなく、ユーザーによって作られたコンテンツを指します。

具体的には、個人のSNSの投稿、写真、ブログなど、消費者発信のコンテンツなどがあります。

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OGP / Open Graph Protocol

FacebookやTwitterなどSNS上でWebページの内容を伝えるために定められたプロトコルのこと。

この設定をWebページに行うことで、SNS上でURLが共有された際に、予め設定された該当ページにまつわる画像やタイトル・説明文が表示され、ユーザーに対して、フィード上あるいはウォール上でWebページの概要を伝えることができます。また、SNSへ投稿したユーザーだけでなく、それを共有されたユーザーにも情報が拡散するため、より多くのユーザーにWebページを見てもらうことができます。

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アップセル

顧客が購入したその商品と同種で「より上位のもの」を提案し購入してもらうこと。 アップセルを行なうことにより、顧客数を増やすことなく総売上額を増やすことができるので、顧客あたりの売上単価を向上することは効率の良い売上向上策となります。

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クロスセル

「他の商品などを併せて購入してもらうこと」を意味する。 目的は、顧客当たりの売上単価の向上。 例として、商品の販売時や購入後のフォローアップ時に、関連商品や「この商品を買った人はこんな商品も買っています」といったレコメンドを提示することで、クロスセルを達成に繋がります。

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FV / First View

訪問ユーザーがWEBサイトやランディングページで最初に見る画面のこと。WEBサイトやランディングページ全体のデザインやコンバージョン率を決定づける重要な要素でもあります。

よくFV違いのA/Bテストを行います。

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UI / User Interface

接点や境界面が表す通り、PCなど各デバイスがユーザーに与えるあらゆる情報のこと。画像やアイコン、テキストなど機器が発するユーザーが知り得る全ての情報を指した言葉ではあるが、各デバイスにおける操作性などについて言及する際に使われるケースが多いです。

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UX / User Experience

ユーザーが製品やサービスから得られる体験や経験のこと。デザイン性が高いや操作感に優れているなどUI面から得られる体験以外にも、サービス内に含まれる電話対応がよかったなど、そのサービス内で体感できる全ての体験や経験のこと。

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アクセシビリティ

アクセスのしやすさを表す言葉で、中でもウェブアクセシビリティは、どんな利用者であっても、多種多様なデバイス・接続環境問わず、ウェブ上の情報を取得し、利用しやすい状態であることや、その施策を表す言葉。

ウェブアクセシビリティの品質を担保するガイドラインとして、ウェブ技術の標準化団体であるW3Cが制定しているものや、企業や団体が独自に策定しているものまで多種多様ではあるが、日本においてはJIS規格として制定されている規格番号JIS X 8341-3が標準とされることが多いです。

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トンマナ

「トーン&マナー」の略で、広告におけるデザインの一貫性を持たせることを指します。 また、ブランドのイメージカラーとホームページのデザインカラーを合わせる必要があるなど、「トンマナ」は企業部ブランディングにおいても重要な要素です。

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PSDデータ

「Adobe Photoshop」で利用される画像ファイル形式で拡張子は.psdとなります。

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AIデータ

「Adobe Illustrator」で利用される画像ファイル形式で拡張子は.aiとなります。

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BASIC認証

HTTPで定義される認証方法の一つで、Base64という64種類の英数字を用いたID/PASSを設定することによりWEBサイトの閲覧に特定の人のみ閲覧できるよう制限をかけることができます。簡易な認証方法であることから基本認証と呼ばれ、ウェブサイトのテスト公開などで使用されるケースがあります。

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API / Application Programming Interface

あるOSやアプリケーションが持っている汎用性の高い機能を外部のアプリケーションから利用できるように提供する仕組みのこと。HTTPなどWebの技術を用いて構築されたAPIをWebAPIといい、SNSデータの利用など多くのサイトでWebAPIの利用がなされています。

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IPアドレス

パソコンなどインターネット上に接続されている機器が持つナンバーのこと。ネットワークに結びついている機器を識別するために指定された識別番号であり、おおまかにグローバルIPアドレスと固定IPアドレスに分けられます。

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サブドメイン

「独自ドメイン」を分割するために任意で設定するドメイン名のことを言います。そもそもドメイン(domain)とは、インターネット上でコンピューターやネットワークを特定することを目的に使用する文字列のことで、簡単にいえば”インターネット上の住所”のようなものです。ドメインにはいくつかの種類があり「.(ピリオド)」以降に位置する「org」「jp」「com」といった文字列のことをトップレベルドメイン(TLD)といいます。

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Cookie

Webサイトに訪れたユーザーの情報を一時的にユーザーのコンピュータに保存する仕組みやデータのこと。会員制サイトなどですでにログイン状態になっている場合、このCookieの機能が働きログインIDやパスワードが保存されているため、情報を再入力する手間が省けるようになっています。

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キャッシュ

一度訪れたことのあるサイトのデータをブラウザで一時的に保存する仕組みやそのデータのこと。過去に訪れた事のあるサイトに再度アクセスした際に、すでにそのサイトのデータ(画像やCSSなど)が保存されているため、初めて訪れたときよりも高速にアクセスすることができる仕組みです。

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パラメータ

サーバーに情報を送るための変数のこと。WebページのURLで末尾にクエスチョンマークをつけ「変数(パラメータ)=値」といった形式で情報が送られる。パラメータにはアクティブパラメータとパッシプパラメータと2種類あり、前者はパラメータに対する値が変わることにより、ページのコンテンツが変化し、後者はページの内容は変化せずweb解析などで用いられます。

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IT・マーケティング用語はまだまだたくさんありますが、
全部覚えるのはなかなか大変かと思います。
無理なく自分のペースで身につけていくことが一番大切だと思います。

弊社は毎年4月に新卒の方が入社し、また様々な部署があるので、
中途の方でもWeb事業未経験の方が多くおります。
似たような境遇の方々に少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです。


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