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日本維新の会の衆院選擁立状況

1.現在選任されている支部長

12/28に、公職選挙法の改正に伴い、現職議員の選挙区の移動が起きています。また、現在のところ現職議員の差し替えや、引退表明はありません。

区割り変更に伴う衆議院支部長と現職議員の選挙区

その後、岸本氏の和歌山知事選出馬に伴う和歌山1区補選で林ゆみさんが当選されました。

衆院和歌山1区補選

統一地方選以降は支部長の選任が活発に行われています。5月24日付で茨城1区、三重3区、京都3区で選任。

5/24選任の支部長

5/31には東京10区、14区で選任、千葉5区で再任が行われています。

5/31選任の支部長

6/14には埼玉9区、福岡5区で支部長選任が行われています。

6/14選任の支部長

6/20には8人の支部長が選任されおり、現在の支部長内定者は44名、現職議員41名の85名の支部長が選任されています。

6/20選任の支部長

現在、現職議員または、支部長がいるのは以下の選挙区です。

維新の擁立状況

地図で表すとこのようになります。

維新の擁立状況(地図)

徳島県は全選挙区での擁立が完了しています。

2.現在、維新から出馬する可能性が高い人

現在、正式な支部長決定がなされていないものの維新から衆院選に出馬することが報道されている人がいくらかいます。

CBCテレビでは、愛知県総支部が刀禰勝之(とね・かつゆき)さん(52)を擁立する方針だと報じました。彼は、2012年、2014年の衆院選で愛知4区から出馬した経験があります。元々は名古屋市港区を地盤に活動をされていた方ですが、愛知4区では既に中田ちよさんが維新の支部長がいます。愛知16区は、公明党と国民民主党、立憲民主党が候補の擁立を決めています。自民党は候補者を見送る可能性が高いため、比例復活争いに参戦しそうです。新設の16区は国民民主党の伊藤孝恵氏の地盤の犬山市があります。

また、河村建夫元官房長官の長男である、河村建一氏が維新からの出馬で調整していることが毎日新聞で明らかになっています。毎日新聞では東京6区と報じていますが、一部の記者や週刊誌では東京3区での出馬と報じています。彼の父の地盤は萩であり、10増10減に伴って山口3区となりますが、東京から出馬になりそうです。新東京6区は世田谷区の北部と西部であり、立憲民主党の落合氏、自民党の越智氏の選挙区です。新東京3区は自民党の石原宏高氏の選挙区です。

3.追記項目

今後、報道がなされた場合追記していくところです。

6/26追記 大阪3区

6/25に日本維新の会は常任役員会を開き、これまで、擁立を見送ってきた、大阪3区、5区、6区、16区、兵庫2区、8区について今回は候補者を擁立するということ決定しました。大阪の選挙区は候補者の選定は民主的な方法を使うということで予備選をするとしています。

6/26、読売新聞から東徹参議議員(大阪選挙区)が大阪3区へのくら替え出馬が有力であるという報道がありました。東家は住之江区を地盤としている家柄で、東徹さんも府議時代から住之江区を地盤に活動しています。

追記6/28

6/28に日本維新の会の新たな支部長が発表されました。

6/28選任の支部長

千葉1区のよださんは県議選美浜区で落選された方です。
千葉8区の石塚さだみちさんは元々は千葉7区で出馬経験(維新の党、立憲)があり、最近は埼玉14区で活動されていましたが、応募が殺到していることから千葉8区からの出馬となります。

竹田光明さんは、衆院選では東京21区(八王子市等)で立候補されていましたが、2014年衆院選で出馬経験がある東京20区での公認となりました。
神奈川16区は、県議選海老名市選挙区から立候補されたいさじよしえさんがそのまま新神奈川16区の支部長になります。
静岡3区は新人落下傘のかました由佳子さんが立候補しています。
愛知7区はすみ洋介さんが立候補しています。

今回発表された選挙区の内4選挙区は立憲民主党が小選挙区当選を果たしている場所です。また、愛知7区は菅野志桜里さんがいた選挙区でもあります。

7/4 追記

7/4産経新聞から日本維新の会の東京29区(公明選挙区)について海老沢氏を擁立することが報道されました。東京29区は柳ケ瀬さんが最も勝つ可能性が高い選挙区としている選挙区です。東京29区は公明、立憲、国民が既に候補者を擁立しています。

東スポでは音喜多氏の衆院1区への出馬の噂を取り上げてますが、本人は含みを持たせた言い方をしています。

大阪維新の会は大阪4選挙区の予備選について3区、16区と5区、6区は日程をずらして行うことが決定しました。

7/5追記

今週は6人が新たな支部長に選任されました。来週は10人規模になる模様。

7/6追記

これまでの中で最も驚きの声が聞こえていています。なんと、沖縄県議会議長の赤嶺昇氏が2区からの出馬の意向とのことです。元々はオール沖縄側の県議でしたが、オール沖縄を離脱、前回の沖縄県知事選では自民党候補を応援していました。

7/13追記

7/12、8人の公認候補者が決定しました。愛知15区のせき氏は2017年希望の党での当選歴があります。また、今回の発表により、公認候補者が100人を突破しました。

7/20追記

大阪府公明4選挙区の予備選の候補者が出そろいました。5区、6区、16区は予備選が実施されることになります。3区は東徹氏に決まりました。

これに伴い、東徹氏が大阪3区の支部長に就任しました。しかし、大阪選挙区の場合は欠員2人以上で補選が実施されるため、参院の大阪選挙区の1議席を失うことになります。また、2年後に改選の議席なので2年後に補選と合併することはありません。
報道が前からあった河村健一氏は東京6区で支部長に就任することになりました。

7/29更新

7/26に4名の支部長が新たに決定しました。東京では擁立した選挙区が半数を超えました。

8/8追記

8/1に9人の支部長が選任されました。石川雅俊さんは22年参院選で立憲民主党から全国比例で立候補された方です。また、矢上雅義さんは17年衆院選で旧熊本4区から立憲民主党から立候補し比例復活、21年に落選された方です。

産経新聞からの報道によると埼玉14区に参院選埼玉選挙区で維新から出馬された加来武宜氏を擁立することが報道されました。また、新設の埼玉16区には元タレントの中村梨香氏を擁立することも合わせて報道されています。

これにより、公明党選挙区は選考中の兵庫8区、予備選中の大阪3区、5区、6区、16区を除くと北海道10区のみとなります。

8/9追記

8/9付で6人の支部長が選任され計124名となっています。現在の日本維新の会としては山口県、岡山県で初擁立です。

8/18 追記

大阪16区で予備選で当選された黒田まさきさんを含めて2人の新たな支部長が誕生しました。

10/20追記


現在、日本維新の会の支部長数は145人です。

12/30追記


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