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ボードゲーム制作 カタログ論争

こんにちは、制作グループ「Red Seed」の外交担当・モタネです。

今回は我々の処女作、ボードゲーム「あの美女からご指名いただきました」(以後、「あの美女」)を制作していた中の小話(カタログ論争)をご紹介します。

カタログカット、みんな迷いますよね!?

ゲームマーケットの商品カタログ

「あの美女」は東京ビックサイトで年に数回開催されているアナログゲームの祭典「ゲームマーケット」での販売を目標としてました。

今日はこのゲームマーケット。ではなく、ゲームマーケットのカタログについての小話です。

ゲームマーケットには出店予定のサークルや催しものが記載されているカタログがあり、効率的にゲームマーケットを回るにはかなり重宝するアイテムです。

カタログには会場マップや入場チケットも付いているので、マーケットガチ勢にとっては基本装備といっても過言ありません(と聞いています)。

カタログ論争

オフィシャルな宣伝としてはほぼ唯一の媒体なので、我々も気合を入れてブース紹介を作ろうと意気込んでおりました。


が議論を始めて、早々に壁にぶち当たります。。

このカタログ、出店するブースが多すぎて、めちゃめちゃ分厚い上に各サークルに割り当てられるスペースが小さいんです。タウンページレベルの分厚さのカタログに、名刺サイズ(もしくはそれ以下)の掲載スペースなのです。

カタログ2

初参戦の弱小サークルである我々が、マーケット来場者に魅力的に感じてもらえるものを載せられるのか。。と頭を悩ませました。

「あの美女」は32人の異なる女の子が売りだからキャラクターをとにかくたくさん載せる案、ゲームが売れることが目的だからゲームのパッケージを載せる案、などなど議論が白熱しましたが、なかなか全員が納得できるものが思い浮かびませんでした。

友人を集めて始めたサークルにもかかわらず、ガチンコの議論になるのがRed Seedの良いとこでもあり、悪いところ。時には殺伐とした雰囲気になることもあり、この時も「朝まで生テレビ」並みの激論が繰り広げられました。

話し合いは締め切り期限ギリギリまで続き、「カタログってそもそもなんだっけ。」とメンバーが悟りの境地に入りそうになった頃、普段はアイデア力に乏しいモタネの頭に珍しく良案が落ちてきました。

「埋もれる可能性があるなら、目立つことだけを考えればいいんじゃね?みんな目立とうとイラストを描いてくるだろうから、でっかく”落とせ”って文字だけ書いたらインパクトがあるよな。逆バリしようぜ。」(※「あの美女」は女の子を落としまくるゲームです)


はじめは半信半疑だったメンバーもモタネが自信満々に主張するので、アリかもしれない。と徐々に洗脳され、これで行こうと意見がまとまりました。

そこからは調和担当のサカスの手腕で、するすると形に仕上げてくれて、無事期限内に提出することができました。

カタログ

後日届いたカタログも、無事いい感じに目立ってます!

まとめ

以上カタログ論争でしたー。

これからも定期的にこぼれ話、書いていければと思ってます。

それでは、また!



ボドゲ制作をはじめ、さまざまなコンテンツ制作に取り組んでいます。読んでくださった方に、少しでも楽しい気持ちになっていただければ幸いです!