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#20 モノの使い途

衝動買いと云うものがある。
 
それはどうやらテレビショッピングや、カタログ通販に顕著であるらしい。

「お~これいいなあ。あると便利じゃないか!」

この人は"あると便利"が"無くても事足りる"と同じ意味であることに気付いていないのである。
 
「コレを使ってプルプルすれば3ヶ月後にはあのスカートも穿けるわ!テレビ見ながらでいいんだもん。簡単!」

この人はお金と信用は得た時間の何十分の一で失えるが、脂肪はそうはいかないんだという事を知らないのである。
 
何と愚かな人達なのだろう。
 
その点、私は違う。

確かに 怪しげな、なんちゃらマシーンは納戸を開けると崩れ落ちて来て足を直撃し、寝転がるだけでローラーが全身をマッサージしてくれるマットはデカくて邪魔、立て掛けておくとやはり倒れてきてスネを打ち、場所をとるエアロバイクは避けて通ろうとするとヒザをぶつけ、ダンベルは蹴とばして足の小指を強打するように、やつらは全て足を傷める為だけに存在しているのは事実だ。

だがしかし、これらは熟慮に熟慮を重ねて買ったモノであり、断じて衝動買いではない。
一緒にしないでもらいたい。

そして言葉を翻すようだが、実は足を傷める以外のこともしているのだ。
事実、エアロバイクは立派な洋服掛けとして重要な役割を担っている。
こういうこともあろうと第二の使い途を熟慮したおかげだ。

 当然ダンベルも、何かのおもり代わりに家のあちこちで大活躍だ。
(しかし足を傷める効果は変わらない)

ただ一つ気になるのは、衝動買いよりもはるかに愚かであるかも知れないという気が微かにすることだが、恐らく気のせいだろう。

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