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#73 魅惑のサブドミナント


(注: マニアックな内容である為、R-2+の年齢制限がある記事とした)

サブドミナントというのは音楽用語であり、楽曲のコード(和音)のポジションというかキーのコードに対する位置であり、役割のことだが、、、と書いていくうち段々説明が難しくなるという謎のドツボ道を辿りそうなので簡単に。

例えばブルースという音楽は基本的に1ターン(歌でいう1番のようなもの)が、12小節になっていて、使うコードはたったの3つで弾けてしまう。

例えばその曲のキーがA7というコードだとすると、他に使うコードはD7とE7の3つ。
それぞれが
A7→トニック
D7→サブドミナント
E7→ドミナント
と呼ばれる役割を担っている。

※ブルースの場合、基本的に全てコードに7の付くものになるが、分かりやすいように単にA、D、Eと考えても良い。

ここまでの説明でぐったりだが、分からない人にとってはぐったりをとうに過ぎ、寝ているか既に読んでいないかだろう。

とにかく私が言いたいのはブルースやロックなどで、A(A7)から始まった曲がD(D7)に(サブドミナントに)コードチェンジしたところが1番好きなのである。

書くと
I          I ← 1小節を表し、全部で12小節である。

 A7       (D7)
I    1      I    2      I    3      I    4      I
 D7                      A7
I    5      I    6      I    7      I    8      I         
 E7         D7        A7        (E7)
I    9      I    10    I    11     I    12    I

※(  )は無視してよろし。

5小節目のD7がA7に対してのサブドミナントであり、ココントコでゾクゾクするのである、私は。

一般的にはドミナント(E7)の部分が最も盛り上がるのだろうが、私はサブドミナント派。
サブドミナントの響きってとっても魅力的なのである。

しかしながら、こんなに書いていて伝わらないだろうなと思う事柄もない。。
聴けば一発で分かる事柄を言語化するのは私の筆力では無理なのであった。

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