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#8 地の球

地球が誕生して46億年。(らしい)
この手の星は寿命が100億年といわれているので、ほぼ折り返し点に差し掛かっている訳だ。
人間に当てはめて考えると人生、いや星生最良の充実した時を過ごしているのだろう。
と、まぁそんなこと言われてもピンとこないにも程がある感じである。

その地球に関して大変興味深い記事を見つけた。
地球が誕生してからの46億年を滅茶苦茶圧縮して一年にあてがってみた、地球カレンダーというものである。
つまり地球が誕生したのが1月1日0時として、今現在を12月31日23時59分59秒とした場合、例えばキリストの誕生が何月何日頃になるのかというようなことが記されている。

キリストの誕生。
なんと12月31日23時59分45秒。
あと15秒しか残っていない。

また
「12月25日 恐竜が全盛期を謳歌する。」
とある。

可愛い。
あと何日も生きられないのに。
存分に謳歌するがよい。

地球の長い歴史から見ると、人類が文化的な生活を営んでいるのはほんの少しだけなのだということが分かる。

その「ほんの少し」の間に湧いた人類が、母家たる地球を幾度も破壊出来るだけの兵器を既に持ってしまったというわけだ。

「死に至る病とは絶望のことである」と言った思想家がいたが、「望みを絶つ」ことなく人類の叡智の力を信じたい。
「絶望は罪である」とも言っているのだから、こんなことで地球を「死に至」らせてはいけない。

さて、この記事にはその後の地球カレンダーも予想されており、年が明けて1月1日、衝撃の結末が待っている。

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