自作品への卑屈・ネガ発言を繰り返すとどうなるか(メモ)

二次創作と二次創作同人誌の話です。
あくまで個人的なメモです。

●余計に反応が減る

饅頭怖いと言えば饅頭が来るのであれば、饅頭ないのが怖いと言えば饅頭は来なくなるんだろうなと。イイネ少ない需要がない誰も見てくれないとかそういうネガツイを止めない人で、反応が増加or回復した人は現時点で1人も見たことがない。
回復した人はだいたい、どこかのタイミングでそういうツイートをすっぱり止めているんですよね……他のジャンルに手を出すとか創作以外のことを始めるとか。「視野が広がって依存しなくなればネガティブも減る」って割と当たり前のことだけど、実際に目の当たりにすると結構心が動く。

創作への反応は「晴れの日に傘を貸して雨の日に取り上げる」に近いところがある、というのが個人的な体感です。反応が減り始めたらまぁ早い早い。
道ばたで雨に降られたとき、道のど真ん中で誰か傘を貸せと叫ぶよりかは
・ちょっと移動して軒先に入る(気持ちが落ち着くまで離れる)
・傘を買う(有料感想サービス等を利用する)
・いっそ「雨なんて降っていないが……」くらいの顔でそのまま歩く(なにも気にしない)
とかやったほうが建設的な気がします。気がするだけなので実際はわかりませんが。

だいたいイイネ少ないとか反応薄いとか、あくまで描(書)き手個人の主観でしかないんですよね。
言われた側は「えっイイネこんだけついているのにこの人からすれば少ないんだ……」って戸惑うか「本当に少ないけど『確かに少ないね!』とか『ドンマイ!』とかそんなサイコパスみたいなこと言えないし……」って戸惑うかの2択しか存在しない気がする。そのネガツイはコミュニケーションを阻害する

●ゲスト寄稿や合同誌の執筆者が逃げる

これは人様の交友関係を傍目に見て勝手に推測しただけのゲスパーなのですが


同人誌を出す漫画描きAさんと、同人誌発行は未経験の小説書きBさんが意気投合

Bさんのツイート「今度のイベントでAさんとなにかやるかも!」(※Aさんはイベントでスペースを取っていた)

Bさん、A5の2段組の版面スクショとともにツイート「一○郎導入した!」

以降数ヶ月、AさんもBさんもネットへの作品投稿を続けるが、Aさんは結構な頻度で需要がないイイネつかない感想来ないとネガツイ連発

Bさんのツイート「需要がないとか言われると『私のイイネやリプは需要のうちに入らないのかな』って気分になる

イベントについて、Bさんは音沙汰なし、Aさんは個人誌を発行

……というのを自界隈で目撃しましたね。

イベントの企画(?)がポシャった件とネガ発言は無関係かもしれませんが「自身の作品すら大切にできない人に作品を預けられるか」って話ではあるんですよね。私ならちょっと無理。
上の場合は、Aさん発行の合同誌かゲスト寄稿という形だったっぽいし。直接作品のやり取りをしない企画だったら、勢い余ってもわざわざ一○郎は買わないだろうから……

「自分の作品に自信がないから同人誌を出せない」という人がおそらく結構いて、それはある意味道理というか心理的に仕方がない気がします。
もちろん自信がなくても同人誌は軽率に出して良いものですが、他人の原稿を預かるとなるとね。我が子をネグレクトしている親にうちの子は預けられないよ色んな意味で。

ちなみに本題とは直接関係ありませんが

5.5(イベントの約1ヶ月前)
Aさん「連絡なしってことはそういうことでいいのかな。一言くらい入れるのが常識では」と不穏な空リプ

Bさん同ジャンルの別垢にこもって行方不明

Bさん帰還するも、イベントや同人誌の話になるたび「家に在庫を置いておけない」とか「再録するにも以前と解釈が変わってて扱いに困る」とか、本を出せない理由をやたらアピールするように

この間もAさん、自分で発行した同人誌について部数が捌けない在庫が圧迫しているなどネガ発言連発
10
Bさん、Aさんをブロックしたと同時に同人誌出せないアピールも止まる

……という顛末でした。
空リプがBさんのことを言っているのかはわからないけど、そうでなくてもわざわざ全世界に向かってこういうツイートするとか本当にそういうところだぞとしか言いようがない。まぁ確かに連絡は欲しいだろうけど。
今振り返れば、2人が知り合ってから「なにかやるかも」までの期間が確か1ヶ月少々とかだったのでBさんも勇み足。……そしてこれは更に関係ないけど、最初期にBさんがRTしたAさんのふせったーが「言いたいことはわからなくもないけど文章のつくりが『自分の思い通りにならないことを全部否定する人』のそれだわ……」だったので少し心配していた。案の定だった。

そうそう、部数に関してネガツイをする人は

●印刷所の話がしにくくなる

のではないかと思う。というかしにくくなるくらい他者の気持ちが想像できる人であってほしいという私のお気持ちです。

同人誌作りを始めて一番驚いたのは、思った以上に手作りというか、人の手が入ったり人の目で確かめたりする工程が多いこと。
ブラウザ上で発注入稿してあとは受付完了とか発送完了とか最低限のメールだけ……みたいな“人の気配”を感じにくい利用方式の印刷所様であっても、実際の印刷製本は全自動なんかじゃないわけで。完全原稿が前提とはいえ最低限のデータチェックは人が行うし、万が一不備があったときに連絡してくれるのも人だし、実際の製本工程にも人の手や目が入るし。
そういうのを知ると、捌けないとかあんまり言えないな〜と……少なくとも同垢でやることではない。

なにか理由があって「最低部数でも多すぎるけどどうしてもこのプランで印刷したい」とかあるかもしれないけど、それはもう100%自業自得なんですよね。そうでなくても、部数読み違えて大量に在庫を抱えたって結局自己責任。
印刷所様はただ発注通りに作っただけだから、そういうところでネガティブ垂れ流すのであればもうそのアカウントで印刷所の話はしないほうがいいんじゃね? とか思ってしまう。理屈とか抜きにして、関わった人への思いやりがないと感じるから。

上記のAさんは部数に関するネガツイもさることながら「その印刷所は基本7日で納品なんだけど毎回5〜6日で納品されていて、今回は珍しく7日で納品だった」みたいなケースを指して「遅い」と言いやがるのですごいですよ。張り倒そうかと思った。
プラスアルファのサービスを前提にしてケチつけるとかどんなクレーマーだよ。日にちもろくに計算できないなら義務教育からやり直して?(そもそも納品が早まることがサービスなのかはわからないけど)


私は自分の創作が好きだし、自信があるかないかで言えばあるほうですが、それも理由があってのことなんですよね。自分のモチベーションを100%自分の手で保っているというわけではない。
だからこれは、いずれ自分が闇落ちしたときに振り返るためのメモでもあります。そんな日がいつ来るのか、そもそも来るのか否かもわかりませんが。それでも明日は我が身。

まぁ私の場合は他者の反応で闇落ちするより「自分で自分が許せない」みたいな事態で闇落ちする可能性のほうがずっと高いので、それはそれで問題ではある。
自信があるがゆえに、自らに課すハードルを無自覚に上げまくっているみたいなんですよね。だから小説を書いている最中よく「お前は小説が下手すぎる!!」って自分に絶望している……いずれどうにかしたい。