創作意欲回復の道中、イイネ0件の二次小説を産んだ(日記)

公私ともに色々と、本当に色々とあって疲れきっていた。
な〜〜〜〜んにもしたくなくて、数ヶ月単位でTwitterから離れ創作活動も止めて虚無っていた。文章そのものを見たくないから自宅のPCとタブレットは仕舞い込んだ。

趣味の出費が数ヶ月もの間普段の1/10以下になっていたの、今考えるとちょっとやばい。
その残った1/10も、ろくに利用する気もないのに契約を切らず放置したサブスクという有様。

しかし可処分時間はひたすら眠り休日は泥のように眠り余裕があれば美味しいものを食べに行ったり買ったり作ったり(料理好き)してまた眠り……を繰り返していたら結構回復してきたのである。
数ヶ月沈んでいたけど、気がつけば小説をまた書き始めていた。私は基本的に、なにかしら書いていないとやっていられない人間である。

偶然だけど字書きというアイデンティティは別件で結構前に投げ捨てていたから、虚無期間もその前後も「なにも生み出せない自分」に対して焦りや苛立ちを感じることはなかった。
だから、小説を書くという作業については思うところも特になくスルッと再開できたのである。

そうやって久しぶりに書いて投稿したら、イイネもRTも0件。


これ、率直な感想ですが
「時代が私に追いついていなかったな……」と。


いや、ね。

・ただでさえ自分以外誰も小説を書いていないドマイナーCP
・こねくり回しすぎて魔改造極まった解釈
・人によっては目を背けてしまう特殊性癖
・到底幸せとは言えない内容
(バドエンでもないがメリバと呼べるほど収まりも良くない)

ここまで突き抜けると他者承認とか完全にどうでも良くなるんですよね。
客観的に見て他者に広く受け入れられるような内容ではないですし。書きたい気持ちが100%じゃなければまず手を出さない。

ついでに言えばネタバレの関係でTLに人が全然いなかった期間、その深夜に公開したものだから受け入れられるか否か以前にそもそも誰の目にも留まらない
どうしてそんなときに投稿したかと言えば、そのときしたいと思ったから。それだけ。作品を世に出すという行為が元々あまり得意ではないので、勢いでやってしまわないと難しいのです。

イイネや感想を求めるならそのための努力が多少なりとも必要だと常々思っていますが、逆にそういったものを求めないなら本当に好きにしていいのですよ。
そして徹頭徹尾自分の好きにしたのであれば、どんな結果でも後悔なんてこれっぽっちもしないんだなあと改めて実感しましたね。当たり前のことなのですが。

わたしはやりきったぞ!

あと、他者需要がないってつまり自分で創作しないと産まれようがないのですよね。
読みたいのに存在しないから歯噛みして今回久しぶりに小説を書いたわけですが、「誰かが書いているから別に自分が書かなくてもいいじゃん」が絶対に発生しないということでもあり。
そういう意味では、もしそれが読みたいのであれば自分で創作して損はないのでありました。オンリーワンよオンリーワン。

(※この小説に関しては最終的にフォロワーさんが読んでくださりイイネ0件にはなりませんでした。ありがたい話です)


まぁしかし、まだ疲れている。

交流にコストを割く気力がない。人の作品を見て感想を書くどころが、イイネを押すのもキツいときがある。Twitterにブクマ機能があって良かった。
コストを割いた結果(あるいは見返り)である私へのイイネやリプも、今の自分には重荷になりかねない。「今後の創作の励みに……」なんて、今後創作を続けられる自信もまだないのだから到底考えられない。
周囲の目を気にせず自由に書くとしても、根本的にパワーもエネルギーもないから「我が道突っ走ってフォロワーを置き去りにしていくムーブ」もできやしない。

そんな状態のまま小説を書きそして公開したものだから、結果として評価されない視認されない存在価値もない字書きが爆誕したのであった。
卑屈じゃないよ事実だよ。というか趣味の創作なので存在価値はあってもなくてもどっちでもいいのよ。私自身が承認できていれば。あと他人に迷惑をかけなければ。

しかし、小説を書くのは楽しい。
私にとっては書くこと自体が楽しみなので、体力が回復して→書いて→書くことでまた元気になって……のループが嬉しい。
一度書き切って公開まで漕ぎ着けることができたなら、ほんの少しであっても確実に自信がつく。結局なんだかんだでとりあえず書くしかないんだなあと馬鹿みたいに思ったのだった。


書きたい小説は他にも山ほどあるからこのまま順調に元気を取り戻していきたいのだけど、久しぶりにTwitterに舞い戻ったら自CPが攻め違いCPの作家に当て馬扱いされていてちょっと意欲を削がれるなどした。
しかも私の推し作家が推している作家、というかリアルの友人っぽいんだな……敵の敵は味方というが味方の味方が敵ってことも多い。

結論。
小説を書きたければTwitterを閉じろ。