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もどってきたアミ

#もどってきたアミ

#エンリケバリオス

出版社: #徳間書店

アミとの宇宙旅行体験を『アミ 小さな宇宙人』として出版したペドゥリート。アミは本を出せばまた迎えに来てくれると言った。ようやくもどってきたアミ。しかし、円盤の中には異星の少女ビンカが同乗していた。“愛"の物語

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だれだって自分でも気がつかなかった欠点をひとに指摘されるのは、いい気持ちがしない。でも、だれかがそれをしなかったら、本人はけっしてそれに気がつかないし、まして克服することなどできやしない。でも、それを指摘するにはちゃんとした言い方をわきまえていないといけないし、少しずつやっていかないとね…


ものごとにはすべて、それにふさわしい時期や年齢というものがある


あるていどまでの水準の人生において、エゴは一種の”救命具”のような保護者的な役目をしている。でももし、もっと上の水準に進歩したければ、その想い”救命具”つまりエゴを一緒に持って行くことができないんだ。


自然より美しいものはない


子どもたちになにかを教えるということは、いつだってとても重大な理由


ある段階にいるひとがその上の段階にあがれるように手助けできるのは、すぐ上の段階にいるひとたちだ。つまり、下の段階にいるひとは、すぐ上の段階にいるひとによって助けられるんだよ。


愛を持ってすることはみな、よい結果を生み出す。


自分じしんに対する愛は、自分の幸福を探すことにつながる。他人に対しての愛は、他人に奉仕すること、他人の幸福のためにはたらくことにつながる。このふたつの力は、おたがいにバランスがとれているべきなんだ


自分じしんとおなじように他人にも奉仕できるひとは、さいごには自分のことしか考えないひとよりも、ずっと多くの人のよろこびを手に入れることができるんだ


愛とは、求めるものではなく、あたえるものなのだ


真実の愛は誰もけいべつしない。ただ奉仕することを望むのみ。


たった15日間使う軍備費だけで、世界中の人口ぜんぶのひとの食糧が何年も賄える

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ちょうどこの本を読んだときが自分に対してではないけど、心無い言葉に胸を痛める時期で、この本読んで、自分はまだまだ未熟だと思った。

「愛はだれも軽蔑しない。他人の非難すべき欠点を、克服できる欠点と見ることができるとき、きれいな身になってる」

大きな愛を持って接することができていないな~。まだ自分の器が小さいんだな~と思った。今はきっと私にとって試練のときなんだろうな。こう気付かせてもらって私ができることをする。自分がまだ未熟者なのだということ思うと心改めることができる。

読んだ時期から半年が経った今、最近は心無い言葉を聞いても「ふむふむ。」と思えるくらいに余裕がある。非難すべき欠点を克服できる欠点だと見えているのかな。なんて思ったり。

このアミを読むと愛の大切さ、愛がもたらす影響を知れる☺️定期的に読み返したい。


#読書記録 #萌本棚

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