自己推薦書の書き方(4)それ、「友だちのPRになってる」ってよ
れどぺん!@志望理由書メンター(@RedpenKouko)です!
今日も「自己推薦書の書き方」で気をつけるポイント「それ、友達のPRになってるってよ」をお伝えします。謙虚な日本人に時折見られる現象、自分を推薦する文書でなぜか友達の実績アピールになってしまうあるある話、どうすれば良いのかを示します!
これまでの流れ(第1〜3回)
第1回 「心の準備・相手の分析」
第2回 「自分の分析」
第3回 「ありきたりな実績をどう書くか」
自分をPRするはずが?
実はこれ、以前書いた「【受験生向け】NG志望理由5選」の(3)周りの人がすごいでしょ自慢でも少し書いています。
自分の成し遂げた成果を書こうとしたら、結局「周りの人がすごかった」話になっている人が結構います。
特に積極性のアピールです。「勉強でもわからないところをわかるまで先生に質問した」「弱小部活をみんなで協力して盛り上げたら強くなった」などなど色々あります。
しかし! すごいのは「先生」や「友だち」であって、あれ? あなた自身はどこへ? そしてそれって、本当に積極性? ということがしばしば発生します。
自己推薦書を書こうとする時は、特に注意する必要があります。
でも、どうするの?
参考になるのは ”ガクチカ” !
実は、参考になるのが就職活動で書く「ガクチカ」です。大"学"時代に"力"を入れて取り組んだこと、を就活界隈では「ガクチカ」と呼んでいます。
これって
志望理由書や自己推薦書で求められる
主張に説得力を持たせる
「証拠」=エピソードの書き方
です!
こう書くと「受験の就活化だー」と言われそうですし、実際私も思わなくもないのですが、やはり圧倒的に数を求められる就活の方が、無駄なく卒なく洗練されているのは確かです。
【 入試と就活の共通点 】
● 限られた時間の中で
● 志願者のコンピテンシー(特性)を評価する
例えば、noteにもたくさんの記事があります! 参考になりますので、一読をオススメします!
自己推薦書は、
求める人物像との一致をアピール
でも今回は「あなたが高校3年間で最も力を入れて取り組んだこと」ではなく「自己推薦書」です。つまり自己PRです。
自己推薦書は、『自分は学校側が求める人物像にこんなにも当てはまっているんだ! そして、そんな自分は学校に入れば大いに活躍するぞ!』 と学校側に宣言する文書です。
ただ、「自己PR」といえど、就活では企業への貢献を明確に訴えるのに比べ、入試では大学への貢献を前面に押し出して書くことはしません。
※ 学校は教育機関ですので、
まずは学業をしっかり修めてもらいたい
私は、あなたの学校で学ぶにふさわしい人物である。
伝えたいメッセージです。
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さて、「自己推薦書の書き方(4)それ、友だちのPRになってるってよ」いかがでしたでしょうか? 次回は、文章を書くときに悩む「書き出し・書き終わり・構成」についてまとめます。
というわけで今日はこのへんで。
納得のいく志望理由書&自己推薦書が書けますように!
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