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求められてるクオリティはどこか

こんちは!スポットで依頼できる広報デザイナー 木下です!

今回は、
「いいものは売れない」と思った
お話をしたいと思います。

これは、テレビを見ていてもマチナカを歩いていても、
デザイナー界隈でもよく聞く話なので
自戒の意味も込めて書いておこうと思います。


オーバースペックの商品

商品を考える際、ぱっと思いついたものだけでは不安になって
色んなものを付け足してしまいませんか?

いろいろ付け足してしまうことで
自分のやることをどんどん増やしてしまって
商品自体がどんどん大変なものになっていませんか?

そのことで、商品価格が高くなってしまって「売れない…」
企画途中で「こんなの大変でできない…」と諦めてしまったりしませんか?

どんどん、自分の中で基準値を上げてしまっていますが、
果たして、そこまで求められているのでしょうか?

CMで見たベッドに衝撃…

この前、某家具メーカーのTVCMを見たんです。
ハッとしました!
何年か前に、大手ベッドメーカーが出していたベッドと
ほとんど同じ見た目だったんです。

それは当時、病気になってしまったお義母さんに
何かできることないかと
色々探していた時に出会ったものだったので
かなり衝撃を受けました…

その大手ベッドメーカのベッドは
・電動でリクライニング・足元も曲げ伸ばしできる
・シンプルで超おしゃれな見た目
・入眠角度を計測して、センサーが入眠を感知して平たくなる
・アプリで睡眠の質を計測してくれる
  などなど、たくさん機能がついて約30万円也!

CMで見た某家具メーカーのベッドは、
・電動でリクライニング・足元も曲げ伸ばしできる
・シンプルな機能・見た目
  お買い得、約6万円也!

なんてこった!
当時、お義母さんに、「ベッド、必要かな?」と聞いたら
「そんな高いもん、せんでよか〜」と言われて
結局何もできずだったので
「あの時、この商品があったら違ったかなあ…」と
少し切ない気分になりました。

「いいもの」でなく「ちょうどいいもの」

お客様にとっての『ちょうどいい』
ここがどんなものか、調べる必要があります。

当時のわたしたちは、
「お義母さんも気を遣わず、なおかつ闘病生活が少しでも楽になるもの」
を欲していたので、
シンプルな機能で使い勝手が良く、
見た目も介護用などのものでなく
値段的にも高すぎないものが良かったのです。

アプリで睡眠の質を測れたりなどは必要なかったのです。
「いいもの」ではあると思うんですが
「ちょうどいいもの」ではなかったのです。


傾聴することから「ちょうどいい」を探る

経営のことをいつも考えている方は
色んな選択肢を持っていて、決断をされていますね。

決断の前に、迷いもあると思います。
会社や組織の中の方にはお話できないこともあるかも知れません。

今まで積み上げてきたものを止めてしまうのではなく、
肯定して活かしながら、目標に向かってどう一手を打つか。
「ちょうどいい」がどこか、一緒に探ります。

まとまらないカタチでも大丈夫です。
思いついたことを声に出して話していくと、
「はっ!」と気付く事があったり、違った目線になります。
近視眼的に見つめていた問題が、イチ側面だけになり
違ったアプローチでの解決法を探るきっかけになります。

先日も、オンラインでお話を聞いている際に
「話しやすかったよ、ありがとう」と言っていただきました。

こちらこそ、お話いただきありがとうございます、です!

クライアントの心をほぐしながら、
制作に落とし込んでいきたいと考えています。


  • お店やサービスを立ち上げたい方

  • 新規事業を立ち上げたい方

  • 事業を継いでほしい方

  • 事業を継ぎたい方

自分の事業の大切にしたいことをカタチにする時、

お困りのことなどございませんか?
随時、無料相談を受け付けています。

人に話して、初めて発見することもあると思います。

まとまっていなくても、ご相談だけでも大丈夫です。

ぜひ、お気軽に話をお聞かせください。

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