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演出家蜷川幸雄さんの反省文が、めちゃくちゃカッコ良かった件

先日、専門学校の授業の帰り道、街中で後ろを歩く女子高生たちが、こんな会話をしていました。(おばさんの耳はダンボの耳)

「この前、先生に携帯没収されただよ~。そんでウチの親がスゲー怒って、学校に手紙書いたの。没収された間の通話料金は学校で支払ってくれるんですか?って。」

何だか世知辛い世の中になってきたなぁ…。と思いながら、ふと先日の、キムタクのラジオ番組を思い出しました。

ゲストは映画監督で写真家の蜷川実花さん。お父さんは言わずと知れた演出家の蜷川幸雄さん。ある日、高校生の実花さんが帰りの電車の中で、制服姿でお菓子を食べていた。名札もバッチリ付けていたから、高校に苦情の電話が入った。

学校は実花さんに、「親に反省文を書いてもらって、提出しなさい。」と求めたんだそうで、実花さんはそれを、あの蜷川幸雄さんに伝えた。お父さんの反省文がかっこよかった。

「そもそも電車でお菓子を食べるということが、彼女の人間性には関係なく、基本的にはどうでもいいことだと思いますが、謝れと言われたので謝ります。」

実花さんはその反省文を、「へへん!」って気持ちで先生に提出したそうです。今思えば、先生も大変だっただろうなと。

高校は義務教育ではない。嫌ならやめればいい。でも、今のところやめる気はないので、ルールには従いますよ。納得はしてませんけどね。って感じかなぁ?あの蜷川幸雄も、ちゃんとお父さんしてたんだな。映画「Wの悲劇」で灰皿投げてた記憶しかないけど。(^-^;

一番最初の話に戻ると、どこの高校か分からないけれど、そのJKが立ち上がり、「校則変えようぜ!」って全校に呼びかけて、学校に携帯持ち込むことのメリットデメリットをきちんと整理して、みんなにもアンケートして、新しい校則作ったりしたらカッコいいのにな、なんて思ったりしました。もちろん私のJK時代、そんな勇気は無かったですけど。(っていうか、校則らしいものがほとんど無かった。(^-^;)

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