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1日8時間週40時間は上限であって、そこまでは働け!って意味じゃない。

19歳で家を出て、いわゆるフリーターをしてたんですが、それこそいろんな仕事を経験しました。ファーストフード店の接客、測量会社の事務、喫茶店のウェイトレス…。

その中でも特に面白かったのが、いわゆるブティック。私が居たお店は、ハウスマヌカンがいるような高級なお店ではなく、OLさんがちょっと頑張れば手が届くような、スーツもカジュアルも両方置いてある、そんなお店。

そこの店長さんが面白くて、採用されて直ぐ、「ひとりで10万円売ったら、もう帰っていいよ!例え1時間で帰っても、お給料は8時間分あげるから。」と。(労働条件は、あくまで時給。インセンティブはありませんでした。)

当時の10万円はかなりハードル高くて、スーツ2着売っても、少し足らない。一生懸命頑張りましたが、8時間未満で帰れたのは、たったの1回だけでした。(^◇^;)

日本の労働基準法は、工場労働を前提にしているから、1日8時間、週40時間。これを遵守することが基本のキとなります。生産性は時間に比例する。長く働けば働くほど、会社も儲かるし、労働者も潤う。

だけど在宅勤務は、9時〜17時みたいな、時間に縛られた働き方にそもそも向いてない。メンバーシップ型からジョブ型へ。人事評価のあり方も賃金制度も、大きく変わろうとしています。

1日8時間、週40時間って言われると、それはあくまで上限ではあるけれど、そこまでは働け!みたいな、妙な拘束力も働くのかも。仕事が終わったら、もう帰っていい。例え1日1時間でも。そういう発想の転換が必要な時期に来てるんだろうなぁ…。

ただし、事業主の時間管理は、働き過ぎの管理でもあるから。労災もろもろトータルに考えないといけませんけどね〜。( ̄^ ̄)

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