【日記】愛玩にも程がある 2022.11.20
犬はワンワン♪
猫はニャーニャー♪
人はいずれ死ぬ。
そういえば子供の頃は動物が苦手だった。
吠えるし噛むし何より日本語通じないし。
克服したのは20歳過ぎてからだったと思う。
見栄をはって平気なフリをしてたらいつの間にか平気になっていた。
ビールと同じ慣れ方だ。
小型犬くらいならもう対等に闘えるぜ!
慣れに伴って、動物を可愛いと思う気持ちが芽生え始める。
「博士、これが… 心…?」
なんだあいつら、めちゃくちゃ可愛いぞ。
トイプードルとかポメラニアンとか、写真を見ているだけでも思わず顔が綻ぶ。
生物の進化を語る上でよく「キリンは少し首の長い奴らが交配を繰り返して現在の面白フォルムになった」という例があるが、それではあまりにも説明がつかないやつらがいる。
擬態する虫、昆虫を捕食する植物、南米の派手な鳥…
犬や猫もまさしくそれだ。
人間に愛でられる事に特化し過ぎている。
その上あのあざとい立ち振る舞い、完全にやっている。
人の成長の過程で「これは可愛いものだ」という常識を植え付けられた事で今現在「かわい~」という思考になっているという仮説も成り立つが、例えば地球の事を全く知らないエイリアンにコーギーをプレゼントしたら小躍りしながら緑色の触手で撫で回すことだろう。そうに決まってる。
それくらい奴らには根源的な可愛さがある。
“可愛い” のイデアだ。
足元にすり寄ってくる猫に
「分かってんだからな! 人間様を騙せると思うなよ!!」と一喝し、毅然とした態度で小さな悪魔を抱きかかえギッと睨みつけ、
「あ~もう可愛いねぇ♡ 食べちゃいたいねぇ♡」
無理だ、可愛すぎる。ごめんなさい。
そういえば猫アレルギーだから目がパンパンに腫れてきた。
一生お前らには勝てない。
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