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こだわりを伝えられている?


昨日は、髪色を染めに行ったんだ。

3年以上通っている美容室。

店長とも仲良しで仕事や恋愛のことまで色々話す友達って感じ。

話ながらも手は動いていて、ペタペタと頭にブリーチ液やカラー剤を塗っていく。


なにをしているのかあんまりわからなかったけれど、仕上がりは完璧でとてもキレイな色に仕上がった。


また、先日、京都の西陣織を制作している手織り工房をお邪魔した。

機械や道具はずっと受け継がれており、硬い樫の木で作られている。

職人が経糸に緯糸を1本づつ入れていき柄を作っていく地道な作業。

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手織りならではの風合いは出るけれど、1つの反物を作るのに手間と時間がかかり、機械織りよりも数倍の時間と費用がかかる。

しかも、素人からすると「手織り」と「機械織り」の違いはほとんどわからないし、職人さんも伝えきれていない。


ここで今日のテーマに沿わしていくと、美容室の店長も西陣織の職人さん「こだわり」がある。


キレイな髪色に仕上げたい。

最高の反物を作りたい。


その想いは、伝わっている?自分の中だけで満足してない?


商品やサービスは作って終わりではないよね。

クライアントさまやお客様の手に渡って、初めて価値が生まれて意味がもたらされる。

美容室の店長は、新しい作業をする度に、

「これをするとこんな良いことがあります」
「これをやっておいたほうがメンテナンスが楽になります」

と言葉を添えてくれる。


逆に、職人さんは、

「工房にきて作っている姿を見てほしいです」
「違いがわかる人に買ってほしいです」

と、顧客の立場になって伝えようとしない。



こだわりを持つことは、とても素晴らしいことだよね。

それと同時に

「こだわりをちゃんと伝えられているか?」

「こだわりが結果として差を生んでいるか?」も大切なこと。


あなたも、自分ビジネスをやっていて自分が作っているサービスや商品に「こだわり」があると思うんだ。


ブログでもFacebookでもインスタでもYou Tubeでも、自分が得意なツールで全然いいから、「あなたのこだわり」をもっと見えるカタチで伝えるのがいいよ。


僕にもある悪いクセなんだけれど「伝わっているだろう」「気づいてくれるだろう」と思ってしまいがちだから、アピール不足になってしまう。


せっかく素敵なサービスや商品があるのだから、ちゃんと言葉にして伝えよう。

恥ずかしがらずに、他人の目なんて気にせずに、ちゃんと発信すればいい。

その「こだわり」に共感してくれる方があなたのクライアントさまになり、ファンになってくれる。


そして、最高のパートナーになってくれるよ。

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