教科書は近道の地図
「教科書通り」に進めることが大切な時期がある。
基礎を徹底して身体に落とし込んでいる時に、「自分の考え」は一旦横に置いておくこと。
これって、多くの人が苦手なこと。
ついつい自分なりの「良かれ」と思ったことを差し込んでしまう。
過去の経験から…
他の本では…
他の人のブログでは…
結果を出している友だちが言うには…
という、枕言葉をつけて「こっちのほうがいいんじゃないか?」を教科書から外れてしまう。
ぼくもついついやってしまう。
教科書に乗っている守るルールや、やらないほうがいいことがわかっているのに、いざその時がくると「これは特別だ!」と言い聞かせて見なかったことにする。
そして、自分なりの方法でやってしまって失敗。
「やっぱり言うこと聞いとけばよかったなぁ」と後悔する。
僕も何百回と凹んできた。
教科書は、作られるまでに多くの人の手が入り精査されるよね。
華道でも、何百年という歴史の中から受け継がれている作法や技法、考え方を結集されて教科書が作られている。
また、人から習う時も同じで、「必要なモノと必要じゃないモノ」をすでに先生が選別して伝えてくれている。
それを一旦、素直に受け取るってとても大切なこと。
教科書通り、先生の言う通り素直にやってみて、結果が出た。
その中から、少しづつ工夫し、自分の個性を出していく。
最終は全て理解した上で、新しい方法を作り上げていく。
「守・破・離」という言葉があるように、物事を学ぶ上での順序がある。
最近、改めて勉強することが増えてきたので、この言葉の大切さを実感しているよ。
目標や夢をしっかりと見定めながら、地を固め、柱をしっかりと立てる。
ぼくも絶賛学びの最中なので、一緒に楽しみながら基礎を作っていきましょうね。
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