アドブロックユーザーへのコンテンツブロックに見るWEBメディアの主張

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ついにニューヨーク・タイムズが広告非表示ユーザーに対して記事を非表示に

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http://gigazine.net/news/20160308-nyt-test-adblockers-block/

WEB上で賛否ありますが、思い切った動きですね。

批判している側(課金もせず広告も非表示なのにコンテンツだけ見せろ)が多少なりともいるということにちょっとびっくりですが・・・

以前懸念していたAdblock問題については

http://www.h-takii.com/archives/adblock.html

に書かれているように、世の中のリテラシーやもう少し逼迫した状態にならない限り

現時点では影響は少なそうですね。

なので今回の件はメディアビジネスとユーザーの関係性に一石を投じる動きだなと思いました。しかもそれが中堅メディアなどではなくNYTがというところも

ADブロックだけではなく、行動データの観点でクッキー有効じゃないと見せないよというのも今後は出てきそうですね。(もう少しでフィンガープリントの世界になるので、クッキーの影響度も薄れていきそうですが)

HULUなどのサービスやNOTEやNEWSPICKなどの有料コンテンツのモデルも台頭してきていますが、WEBのコンテンツは基本無料で見れるものという世界観はまだまだ根強いですし、(こと音楽や動画についてはまだまだ時間がかかりそうな)

それを変えるには我々メディアの価値の作り方、伝え方、クオリティも対価としてなにかしなければと思ってもらうには重要になってきますね。

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