今週聴いた音楽 #15

梅雨と雨は苦手、梅雨と雨っぽい音楽は好きだけど。

HONNE - no song without you

m-flo loves chelmico - RUN AWAYS

シンプルにめっちゃラップ上手くて笑ってしまった。とても良いコラボ。

Emmett Kai - Freak Pop Novelty

Grooveman Spot - Resynthesis(Yellow)

HONNE - Over lover

梅雨になるといつも聴いてる気がする。多分ジャケットのせい。

HONNEをYouTubeでたまたま見つけた時は嬉しかったな。

最近ポスト・クラシカルというジャンルを知り、テンションが上がった。調べてみると、どうやら前から好んで聴いていたマックス・リヒターやヨハン・ヨハンソンもこれに当たるようだ。

自分は音楽は好きだが、クラシックの素養はない。主要な楽曲を少し知っているぐらいで、能動的に聴くことはなかった。

だがこの音楽、ジャンルには非常に魅力を感じる。上記の記事に載っていたこの部分を読んで、それが何故なのかわかった。

彼らの音楽はリスナーに映像を思い浮かべさせる力、つまりヴィジュアル性が非常に高い。その結果、リスナーひとりひとりが自分の記憶や思い出やお気に入りの風景を音楽に投影しやすくなる、それもポスト・クラシカルの大きな特徴のひとつである。

完全にこれだ。僕は元々認知の仕方が映像処理によっていることが多かった。小説を読むときも毎回頭の中で場面を再現しながら読んでいる。

この前深夜に自分が撮った旅行の動画を久しぶりに見返したら、なんだかとても感動してしまった。みんな過去に自分がどんなことをしていたか三人称視点で振り返ることが多いと思うが、僕の場合「自分が何を見ていたか」の方がよっぽど重要なようだ。集中仕切れていないので、文書が散漫だが、とにかく自分は映像と相性が良いことがなんとなくわかった。

ポスト・クラシカルには、見ている映像の解像度を極限まで上げてくれる効果がある、僕個人としてはだが。2016年に初めて映画「メッセージ」を観た時のことをはっきりと覚えている。それは劇中に流れていたマックス・リヒターやヨハン・ヨハンソンの音楽があったことが大いに影響している。

元来過去の記憶を映像や写真として想起し、思いに耽る傾向にある僕にはとても好みな素晴らしい音楽だった。

どうやって締めたらいいのかわからないので、この辺で終わりにしよう。皆メッセージ観てね。


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