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自分が悪いと自覚している失敗で落ち込んでいる人に

人間、一般的に、最も心がどんよりすることの一つに

「自分が悪いと自覚している失敗」が起きた時

があるのではないでしょうか。

自分が悪くないのに理不尽に責められるのもとても辛いですが、自分が悪いと自覚しているときの辛さは、また質が違うんですよね、居心地が悪いというか。
真面目な人ならなおさらです。
自分なんかは自他ともに認める【ザ・豆腐・メンタル・お豆腐】なので、
「あの失敗、自分のコレが原因なんじゃない?」
「自分がああしなければ(こうしていれば)防げたはずでは?」
と、感じてしまったら最後・・・


「許されないことをしてしまった」
という後悔が胸の中のなかにくすぶりはじめ

切り替えることもできず

「なぜあんなことをしてしまったのだろう?」
「周りの人は一生自分を許さないのではないか?」
という不安・心配と自問自答に心の中が支配されて

そうすると、生活全部が、きつくて、つらいものになってしまいます。

(↑↑↑ジャロがあるジャロに告発されるくらい、大げさに言っています。)
(「ジャロがあるジャロ」って分かります?ジェネギャ?)



さて、自分は「OWV」(オウブ)という、2021年時点で24~26歳の男性4人組のダンスボーカルグループのファンです。
OWVの1stアルバム「CHASER」の9曲目に「PARTY」という曲があります。
この曲の歌詞が、自分のせいだと永遠にループして責める自分の心にとても響くのです。

一番のサビ前の「胸の中 くすぶる regret」で、不安と後悔の念を、ずーと持っていることが示されます。
それに対して「let's have a night out 全てをreset」と、今だけはリセットしようよ、と語り掛けてくれるのです。
そして「今日のうちにbad things やっつけて」と、嫌なことの存在があるとしたうえで、今だけは「ゼロになろう」と畳みかけてきます。

2番にはこんなラップが入ります
「人生 常にhigh&low ゆえに揺らぐ motivation 生きてくって時にhard work」
そして、ややトラックの音数が絞られて歌がメインになって
「明日の心配は 忘れていいんじゃない」と優しく語りかけ
直後にリズミカルに力強く「起きてもないquestionに支配されてんな」と叱咤激励されます。
そこで2番のサビ「解き放ってみな」と入るのです。


生きていくうえで、どうしても嫌なことは避けられない
頑張ろうと思っていても揺らいでしまうのも避けられない
後悔、不安、心配に囚われるのも避けられない

だって私たちは、もう、大人だから。
嫌なことは忘れられず記憶が褪せるのをじっと待って、
こころに刺さったままの自責の棘は刺さったままで、
我慢しているのかどうかも分からないまま、日常を送って、老いていくしかないから。

OWVは、自責も後悔も不安も「うん、あるよね」と肯定して、でも、今だけは「忘れて」「支配されず」「解き放って」、そして元気になったら、また、明日から生きていこうというメッセージをくれるのです。

だから、自分が悪いと自覚している失敗で落ち込んでいる人には

OWVの「PARTY」を、歌詞を見ながら聞け!
⇒https://youtu.be/-PHgeHu44H8

と心からオススメしたいです。

ところで自分がこの曲が好きだな、と思っているのは、
この曲、歌詞がこんなにどこまでも優しいメッセージソングなのに、バラードではなくて超ポップなEDMなんですよ。
めちゃくちゃ良い意味で、クレイジーだと思いません?



でもOWVはまだ24~26歳なんですよ。
まだ、デビューして1年しか経っていないんですよ。
まだ、そんな、嫌なことはすぐ忘れてしまう大人みたいに、酸いも甘いも噛分けないでいいんですよ。
発売当時、気持ち悪すぎて大爆笑した後すぐに真顔になった思い出のある写真集帯ポエム「大人になんかなるな・・・」という言葉を、今こそOWVに差し上げたいのですよ、いい年をした大人としては!

・・・・と思っていたら、アルバム「CHASER」の8曲目、「PARTY」の直前の曲「Question」の歌詞が素晴らしく青年っぽかったので、この歌詞を歌える世界に推しがいたことに、大感謝しました!





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