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愛しのマイアイドル

つんくさんのnote「僕が考える、「アイドルの定義」。」の無料部分(冒頭に)、こう書かれていました。

僕の中の基準でいうと、関西のおばちゃんがサササっとすり寄ってきて、「いや〜、◯◯やんか〜」って言いながら肩のあたりを勝手に撫で撫でしてきてくれるようになったら、国民的アイドルの証って思ってます。

僕が考える、「アイドルの定義」

私の好きなOWV(オウブ/吉本興業所属の4人組男性ダンスボーカルグループ)は、自分たちのことを「OWVはアイドルじゃないし〜」って冗談ぽく言うこともあれば、初めて出演するバラエティの場で「ぼくたちアイドルなんで!」って言うこともあります。呼ばれ方は周りの自分たちに対するイメージだということで場面によってそうしてるのかな、と思ったりしています。

で、OWVは、紛うことなき、マイアイドルです。
というのも私の「アイドル」の定義は、「そのフィルターを通すとより輝くもの」なので、音楽、ファッション、グラビア、映像など色んなジャンルで、元々は好みじゃない/その人たちがその表現をしていない場合は特に興味を惹かれないものが、その人たちが表現することでその表現の良さや魅力が自分にビンビン伝わってきたとき、
「ジ☆アイドル!ばんざい!」
と両手をあげて感動するからです。

OWVの表現の中で私の元々好みのものは、
・ライブ、外向きMC
・黒衣装
・しんどいことを前提にした歌詞
・So Picky
・Ready Set Go
・Get Away(MVも)
・Party
・Slam Dog
このあたりは、OWVを知らなかったとしても、気になった自信があります。
特にライブに関しては、近くでやっててたら、メンバーの顔と名前が全く一致しなくても、行ったかもしれません。


逆にOWVというフィルターを通して魅力がわかったものは、
・ダンス
・膝に穴の空いたズボン
・襟足
・ゲーム配信
・芸人+非芸人のコラボネタ
・男性グループ
・KPOP
・頂点目指そうみたいなストレートな歌詞
・BE ON TOP
・Roar
・CHASER
OWVを知らなかったら、どれも素通り、どころか苦手意識があったものです。でもOWVというフィルターを通すとどれも面白く、興味深く見てしまうし、「す、すき・・・」と呟いてしまうのです。
存在を知らなかったらこういう経験もできないので、なかなか楽しいことだし、アイドルを好きでよかったと逆説的に思うところでもありますよね。


では2022年7月発売の6thシングル「Time Jackerz」がどうかと申しますと、
●元々の好み⇒MV、メロディ、衣装
●フィルターを通して分かる魅力⇒トラック、効果音
です。
この、自分の好みに対するバランスの悪さが、「おっ!」と「ん?」を繰り返し、引っ掛かりの多さが、この曲をずっと楽しめている大きな理由になっています。

(ちなみに「効果音」は「rrrRaッ」とか「Yah-!」とか「あーレッツゴー」とか「Prrr」とかのことを言ってます)



コロナ禍が去った何年か後に大阪の商店街で街ブラロケしてるOWVに、おばちゃんがサササって擦り寄ってきて、

「いや~、本田君やんか~、髪の毛ほんまにあっかいんやなあ!」

「いや~、中川君やんか~、うちの親戚の友達の息子、同級生やねんけど!」

「いや~、浦野君やんか~、このTシャツええやん、なんぼ?」

「いや~、佐野君やんか~、かわいらしな~アメあげるわ!」


とか言われたら・・・・・
笑っちゃうけど、嬉しいね。


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