「自分ダイヤモンド」 株式会社RealWorld 豊田祐輔さん
大学卒業後、4年間のニート時代を経験するなどの挫折もありながら、「自分ダイヤモンドプログラム」を13年かけて開発。熱い想いで、本当の人の変化・可能性と向き合う豊田さんにお話を聞いてきました。
プロフィール
出身地：福岡県福岡市
経歴：大学卒業後、大手企業グループ会社で人事労務コンサルティングを行う。忙しさの中で自分を見失いかけるも、コーチングと出会い、プロコーチとして独立する。「愛と感謝で満たされた世界を創造すること」を目的に、株式会社RealWorldを設立。
活動：現在は、リーダー育成のためのセミナーや創業コンサル、電子カルテ等の医療システムの開発・販売に携わるなど、その活躍は多岐にわたっている。
座右の銘：おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり
「日本が変われば、世界が変わる」
Q．現在、どのような夢やビジョンをお持ちですか？
豊田祐輔さん（以下、豊田） 世界的リーダーの育成をしたいと考えています。
世界的というと、会社の社長とか、総理大臣とか世界を動かす人などをイメージしやすいかもしれませんが、私は自分の人生の目的を持ってビジョンを生きている人、物心共に豊かで人の成功を自分の成功として喜べる人、人の才能を引き出せる人を世界的リーダーと呼んでいます。そして、そういう人たちを輩出していきたいと思っています。
記者 なぜ、世界的リーダーの育成に力を注いでいるのですか？
豊田 日本が変われば世界が変わると思っているからです。
私は日本人一人一人が持っている才能を活かす社会を作りたいと考えています。自分はダメだと思って、本当の才能に気づいていない日本人がとても多いんです。
でも、個々が自分の本当の才能に気づいたら世界を変えるくらいの才能を日本人は持っています。その才能の芽が出ずに死んでいくのが世界的な損失になっていると思うんです。なので、自分がそういう素晴らしい存在だということに気づく人が、もっと増えていくことが大切だと考え活動しています。
「本当の自分が何をしたいのか？」
Q．それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか？
豊田 自分ダイヤモンドを持つ人を100万人、世界的リーダー1万人輩出することを目標に活動しています。
自分ダイヤモンドとは、「自分軸」のことであり、自分ダイヤモンドが見つかるということは、「本当の自分」の自分に出会うことです。現在、「自分ダイヤモンドプログラム」として自分ダイヤモンドを見つけるお手伝いをさせていただいています。
自分ダイヤモンドで生きることにより、無尽蔵に出てくるエネルギーを活用して生きることができます。
持論ですが、今の日本人はそのエネルギーが死んでしまっています。過去の経験に基づく自分に対する決めつけで、エネルギーが封印されています。その封印が取れることで、エネルギーが溢れ出るようになります。
そして、そのエネルギーをどこに使うのかが人生の目的です。そもそも自分とは何者かというのが分かった上で、「本当の自分が何をしたいのか？」ということが人生の目的です。自分ダイヤモンドが見つかると、人生の目的が見えてきます。
「自分も変われたから、人も絶対変わることができる」
Q．現在の活動につながった背景には、どんな発見や出会い、認識の変化があったのでしょうか？
豊田 自分はダメだとか、頭が悪いとか、どうせ結果が出ないとか、長続きしないといったことが自分の中にありました。
こういった自分が奥底にあるから、悪い結果を想定させて行動できなくさせていた、そして今の現実を全部作っていたということに気付きました。
自分も変われたから人も絶対変わることができるという確信があったので、
自分が「何をどう変えてきたのか」ということを研究して、わかりやすく伝えるようになったことが、今の「自分ダイヤモンドプログラム」につながっています。
「怖いと思っている、不安と思っている先に本当に自分が望んでる人生がある」
Q．その発見や出会いの背景には、何がありましたか？
豊田 実は、現在の活動の前に4年間のニート生活をしていたことがありました。ニートになったことも、社会から逃げていたことが原因でした。
「これをしたらこういう結果になるだろうな」というネガティブな結果、未来を想定して、ずっと行動することができませんでしたが、ある時「エイッ」と飛び込んでやってみたことが変化のキッカケになりました。
当時、就職活動で「バカだ」って言われて逃げてきたけど、本当は逃げていることが一番苦しいことであり、怖いと思いながらもやってみると意外とイメージした悪い結果ではなく、当初想定していなかった良い結果になるということが分かってきました。
自分が本当はこういう人生を生きたかったという成果を手に入れてきたことで、意外と人生というものは勇気を出して行動してみたらうまくいくのではないかと認識が変わってきました。
「自分の心が全て決めている」
Q．最後に、豊田さんの座右の銘を教えてください。
豊田 「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」
高杉晋作の言葉です。
私自身、自分の人生を「面白くないな」と思っていて、ずっと自分のことを「ダメだ」と思っていました。でも今思うと自分の人生というのは、結局自分の心が全て決めています。なので、自分次第で人生を面白くもできるし、自分が変わればどうとでも自分の人生を変えることができます。
普通に生きていると「面白くない」って思うことが多いですよね。でも、「嫌だ、嫌だ」と思うから嫌な人生が続くんです。そこに向き合っていくと本当は違った世界、望んでいる世界に出会うことができるということを多くの人に知ってもらいたいですね。
記者 そんな観方ができる人が増えていったら、良い世の中になっていきそうですね。貴重なお話をありがとうございました！
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豊田さんの活動については、こちらから↓↓
●自分ダイヤモンド公式サイト
●ご著書：価値ある自分に出会う20の質問 「自分ダイヤモンド」の見つけ方
【編集後記】
お話を伺って、目先のことではなく本質を大事にし、世のため人のため大きな視点で活動されている方だと感じました。また、一人一人との関係性を大事にされておりながら熱い心もお持ちで、人間としての魅力を感じました。豊田さんの益々のご活躍を応援しています！
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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
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