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伊豆旅行by原付の日記

浄蓮の滝、河津七滝、堂ヶ島(夕日➡️海辺のかくれ湯、つば沢バス停)

夕日丼

漁港

温泉

1227 800出発

912渋沢
1022御殿場 
1103裾野
  1157沼津
1620黄金崎
 1746御宿武蔵

1227

座布団に座って炬燵に入り、いまこれを書いている。今日はこの宿の宿泊客は私一人らしい。もう少ししたら風呂が沸く。

今朝は予定通りに出発し、何回か休みながら進んだ。途中で246を外れ、394を走っていたが、問題なく御殿場まで着いた。走りながら見た富士山はなかなか近く見え、それに興奮した。御殿場からそう離れてもいなかったので、私は沼津港へ向かった。そこで豪華な海鮮丼を食べ、海を眺めて少し疲れをとり、地図では海岸沿いらしく見える県道17号線を目指した。しかし、17はくねくねした山道でアップダウンも激しく、車がほとんど通らないことを除けばかったるい道だった。そうこうして、136に乗ったのだが、こちらは海風が強い。原付を煽る風になんとか耐えながら、夕日の名所、黄金崎に着く。なんとも景色が良い。そして、風は強い。グループやカップルがちらほらいるだけだったので、静かに沈む夕日を眺めることが出来た。その後、また風に耐えながら宿に着く。夕飯もまだだが、成り行きで風呂に入ることに。あとで居酒屋かコンビニでも行って飯を食う予定。明日のことはまた後で考えよう。まだ18時半なのだから。ちなみに、強い風が窓を揺らしている。
 
 風呂の温度はちょうどよかった。TUBAKIで髪を洗い、外に出る。居酒屋やbarやスナック、そしてラーメン屋が開いていた。今日は酒は止しとこうと思い、ラーメン屋へ。辛いネギ味噌ラーメンで体をさらに温め、歯ブラシとコーヒーを買って戻り、いまに至る。さて、本を読んで今日は寝ようか。ただし、まだ20時。明日は堂ヶ島と、雲見温泉の方へ行こうと思う。時間はたっぷりある。ゆっくり、ゆっくり。だが、やはり風が心配だ。

1228

朝、ゆっくり起きて歩いて海を見に行ったが、今日も風は強い。いまは喫煙所で前に架けられているきれいな森の油絵の右下の、サインのことについて考えている。「yoko」か「yoka」か「yuko」か「yuka」か。宿のおじさんに松崎町の歴史記念館の割引券をもらったので、烏帽子山を見てから行ってみようかと思う。さて、出掛けよう。

烏帽子山までの道のりはまたジグザグ。風も強くて大変だった。神社(頂上にある浅間神社せんげんじんじゃ)の駐車場に原付を止めかなりの段数のある階段を登る。途中に第一の社があって、そこでお参りをしたあとにおみくじを引いてみると、大吉だった。そして、岩や木の根で出来た道を登る。なかなか危険な感じがした。息を切らしながらも登っていくと、神社に着いた。入口にいた観光客の男の子に話し掛けられる。「上は風が強いんだけど、ここからはきれいに見えるよ」本当にきれいに見えた。海や川、まわりの山が見渡せる。登った甲斐はあったと思った。男の子が降りて行ったので、私は神社で軽く手をあわせて、もう少し上にある展望台へと向かった。展望台は狭かった。そして、頼りない囲い。これは危険ではなかろうか。私は割と真剣にそう思った。寒いのもあって、10分いないくらいで降りて行くと、さっきの男の子の家族がまだ降りる途中にいた。後ろにいて急かすのはどうかと思い、前に行かせてもらう。だが、男の子2人(3、4歳くらい)が前に来た。そして、その一人に手を握られる。滑りやすい道だからエスコートしてくれということか。私はこの無邪気な男の子に癒やされるもの、冷静に考えると男の子の命を預かっているように感じ、冷や汗が出た。後ろで微笑んでいる男の子たちの両親、ハートの形の石を見つけて教えてくれる男の子。私は苦笑いしながら道を降りて行った。階段の所に着いてやっと男の子たちと別れ、駐車場から次へと向かう。







松崎町に着いて、昼飯においしいアジのたたき定食と塩からを食べた。天ぷらやお新香まで付いてきてなかなか豪華な昼を食べて満足した後、朝に割引券をもらった所に行き、「八方睨みの龍」などの絵や彫刻を見た。それから、少し変わった神社を参拝して、湧き水を飲み、山岡鉄舟の屏風も見た。もう14時半になっている。堂ヶ島に向かうことにした。

堂ヶ島で遊歩道を歩いたり、お土産を買ったりしてから、海岸に降りてみた。景色が良い。周りの写真を撮っていて思いついたのだが、人の影には肖像権はあるのだろうか。ここからでも夕日がきれいに見えそうだったので、そこに座って30分海を眺める。とうとうその時が来る。夕日はなかなかきれいだった。でも、赤い夕日はどこで見れるのだろう。写真をたくさん撮って、次は温泉。

温泉は気持ちよかったが、少し暑かった。露天と内湯に浸かって30分くらいで出た。一旦宿に戻り、飯を食うために再び外へ。うどん、そば、とんかつ、焼き魚と書いてある店に入り、焼き魚(さんま)定食を頼んだ。やはり、旨かった。それにお新香、冷や奴ともずくも付いていた。松屋の定食とは大違いだと思った。満足して今日は就寝。

1229

1010 出発
1351 天城越え
1915 小田原
2235 帰宅

もう少ししたら出る予定。10時から開く沖あがり食堂で夕日丼を食べたいから、ゆっくりしている。そこで塩辛も買ったら、後は滝を二つ見ながら帰るだけだ。やはり、あっという間。まあ、食に対する興味が戻ったし、写真も撮れたし、男の子と手を繋いで癒されたし、来てよかったと言える。


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