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鹿島アントラーズvs浦和レッズ戦を前に

2021年4月3日。
今日は浦和レッズとのJ1リーグ第7節、アウェー戦。

アントラーズはここまで1勝1分3敗の15位。
成績はとても優勝を狙っているチームとは思えないものだ。
開幕前の評価も高かったのだが、現状の試合内容も寂しいものに映る。
今日の試合に勝ち、4月から勢いに乗ることができるか。注目の1戦となる。

ここまでのアントラーズ

開幕のエスパルス戦では先制に成功するも3点を叩き込まれ逆転負けとなる。
ルヴァンカップ第1節の鳥栖戦は3得点で勝利し、ここから調子が上がるかと思われたのだが、リーグ第2節のガンバ戦はコロナの影響で中止。しかし気を取り直して行われた第3節のベルマーレ戦は見事勝利を収めた。

いよいよこれからか?と思われたここからの戦いがピリッとしなかった。

第4節の広島戦は先制を許し、その後追いつくことには成功したが引き分けのまま終了。
第5節のアビスパ戦は是が非でも勝ち点3が欲しいところを、逆に十何年ぶりという敗戦で勝ち点を重ねることができなかった。
第6節は名古屋戦で、相手はここまで無敗の状況。厳しい戦いが予想された通り、鹿島は1点も取ることができず今シーズン初の連敗となった。

なぜ調子が上がらないのか?

上田の怪我。エヴェラウドへのマーク。CBの不安定感。ボランチの不出来。
理由は様々ありそうだが、そもそもザーゴ監督のサッカーとはここからの積み上げはあるのだろうか?
開幕節から試合を観ているが、正直、昨年から何か変わっているのかよく分からない。
一見、継続ということであれば変わる必要はないのかもしれないが、結果が5位であった以上、昨年のベースを基に、もう少し守備が硬くなる、攻撃に厚みが出る、引いた相手を崩すバリエーションが増える、といった変化が見えても良いと思っている。
現状では観ていてどうしても昨年から同じことを繰り返しているように思えてならない。このままでは敗戦の数が止まることもないだろうとさえ思っている。

今後の希望として

上記の様に書いてはいるが、もちろん希望もいくつかある。

荒木の飛躍、ピトゥカ・カイキの働き、上田の成長、などワクワクする面ももちろんある。
ここに須藤、小川など新戦力が台頭し、昨年から引き続き染野、松村などが活躍すればさらに戦力の厚みということではとても面白い。

川崎や名古屋のことを考えると、おそらくこれ以上の敗戦は本当に手遅れになる可能性すらある。
だが、先のことばかり考えていても仕方がない。
まずは4月を勝ち続けることで、またその先の希望が見えてくることを願っている。

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