日本の「保守」は未来を見ていない

今日、久しぶりに虎ノ門ニュースを見ました。
「帰ってきた虎ノ門ニュース」です。
江崎先生が出るというので。
朝の通勤電車で半分視聴し、後半部分を帰りにみていました。

内容は、オーストラリアの安全保障のこととか、韓国の近現代史を見直す動きの話とか、時々江崎節も交えながらお話いただいて、とてもとても勉強になるなぁイイ番組だなぁ、と思っていたのですが。

最後、人口減少と移民の話で、これも途中までは良かったのです。
江崎先生は、日本が長年やってきたエンゼルプランは間違いだった、政府は余計なことをするな、ということをおっしゃっていました。そして、国民負担率にも触れ、若者の可処分所得を増やすことが大切だともおっしゃいました。
私は大いに賛同します。

が、「少子化を止めるにはカネを配るのがよい」と、須田慎一郎氏と竹田恒泰氏のお言葉…。

私はこれに一人でブチギレてしまい、あのようなアタマに血が昇ったツイート💢をしてしまいました…。
あー…

どうして日本の「保守」と言われる方々はこうなのかしら。
お金を配るということの意味を考えてほしい。
そのお金はどこから来るのですか。
誰のお金ですか。
配るためにどれだけの経費がかかるのですか。
そして肝心なことは、お金を配れば配るほど、その穴埋めのために増税し続けることになることを考えないのでしょうか。
その税金は誰が払うのでしょう。
生まれてきた子供が払っていくのです。
つまり、子供にツケが回っていくのです。

そうやって「今」しか見ないのは社会主義者の考え方です。
「保守」と名乗ることなどできないのでは?

政府がやっている「少子化対策」という名は間違いで、「少子化促進対策」なのではないでしょうか?
補助金助成金給付金はやめてください。
配るなら最初から取らないでください。
政府は余計なことをしないで。

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