逃げちゃダメだ。なんて言えるわけがない。世の中怖いもんね。
何だか最近、市販薬のODが若い人たちの間で流行っているとか?小耳にはさんだんですけどね。(酩酊を求める文化はいつでも形を変えるだけだとは思いますが)
OD(過剰摂取)ってブロンとか金パブとかあの辺りを使って、苦痛から逃れる、あるいは快楽を得るんだと思うんですけど、まず素面でこの世の中と対峙している人たちってそれだけで本当にすごいと思うし、そうなれたらなって今でも思っています。それが大人なのでしょう。(どんな人でもそれなりに苦労をしているのは知っているけれども)
でもねー、もしODという逃げ道がなかったとしたら狂ってしまうか死んでしまうかどっちかしかないとしたら?そう思うと複雑な心境になります。
特に若い頃なんて、多感です。僕の場合はアルコールに依存していました。
今でも、学生時代の調理実習(なぜ家庭科の記憶?)の時になぜか酔っ払っていたことと、修学旅行で沖縄に行った時に、わーい泡盛だあ。と浮かれて購入し隠れて飲んでいたことを思い出します。
高校生の頃、オリジナル曲をギター弾き語りで披露するために文化祭のステージに立ったのですが、その時はさすがに素面で演奏しました。歌うことは自分にとっては神聖な行為なのだから…と自分に言い聞かせて臨みましたが、やっぱり受けなかったというか、みんな反応に困ってました💦普段クールキャラだとなぜか言われていた僕が思春期の憎悪みたいな詩を弾き語りだからなあ。
放送禁止用語がある詩も平気で歌って、ますます学校で浮いてしまったよ。ハハハ💦
話は逸れましたが。その後、高校を卒業しめでたくフリーターになるもののまあー仕事が続かない続かない。
二日酔いでね。行けないんだよなあ。
そんな僕ですが、30ぐらいの時かな?
欠勤を繰り返す僕にも優しい職場でついに解雇をされてしまいました。これはこたえた💦
それを機に何とか断酒を始めました。
断酒はそれなりに上手くいってましたが、それまではお酒で気絶するように眠っていたので、不眠になってしまいました。その後勤務が不規則な仕事に就いたせいもありますが、今度はベンゾジアゼピン系の睡眠薬の常用量依存になってしまいました。
アルコールの依存が睡眠薬依存に変わっただけなのですね。たぶん。
長年断酒は続きましたがつい半年程前、スリップ(再飲酒)してしまいました。それは長年付き合った恋人と別れてしまったせいなのか、体調があまり良くないことからのストレスなのか、ただ単に気が緩んでしまったせいなのかそれはわかりません。
再飲酒し始めた頃は、1杯2杯で済んでいたところがやっぱりというかなんというか段々と量は増えていき1か月ぐらい前でしょうか?ついに、連続飲酒(起きてる時間ずっと飲み続けること)に陥ってしまいました。それに睡眠薬が加わるわけですからね。それはそれは昔よりも心身に与えるダメージは大きかったです。
バイト先(コンビニ)にもシフトに穴をあけて多大な迷惑をかけたので、これはクビを言い渡されるだろうなと覚悟していましたが仮病を本当に信じてくれたようです(人間失格だよなーつくづく)
今は、お酒は飲んでいませんがベンゾジアゼピン系の薬は寝る前に飲んでいます。
減薬を少しずつだけど取り組んでいたのですが、酒との同時摂取で全部ぶっ壊してしまったので、またやり直しです。
僕は酒も薬も肯定も否定もしません。その人が生き方を選べばいいと思います。
ただ僕個人の当面の夢として、いつか完全にクリーンになって何かに依存し、それを乗り越えた男として生きてみたいなあ…と。
克服というかやめ続けることができる状態になってもお説教や、お前もやめた方がいいぞなんて偉そうに言う人になるつもりは毛頭ないけれど…ね
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