6 ブランドの力を借りる

◆ 6 ブランドの力を借りる
【ブランドものは、背筋のあたりに力をくれます】
【ブランドは、そのままあなたのプライドです】

欧米社会には階層があって、それぞれの階層とブランドがマッチングを見せています。
たとえば、同じようなプリントのシャツでも、バナナリパブリックは、GAPよりも素材がすこし上等。あるいはGAPよりも多色のプリントになっている。オールドネイビーはGAPのさらに弟、妹的なポジションなので、素材感もチープになります。
つまりそれぞれに「客層」が違うのです。そして価格帯もそれぞれに適応しています。
実際、商業施設をつくる場合にも、商圏内に住む住人を、収入別に分析し、「階層」バランスを掌握して、テナント招致を進めています。
日本人は、ブランドが大好き!
しかも、階層概念がほとんどないので、「自分に似合う」ブランドを探すよりも、「みんなが着ている」ブランドに集まります!
欧米とはブランドの意味合いがかなり違います。いろいろなブランドにチャレンジできるのは素敵です。
そして気づくのです。いいブランドを着るということは、ブランドのメッセージ力を借りて、自分の気分をアップすることだと!
そしてブランドを着こなせるようになろうと思います。これも、ファッション上達のひとつのプロセスです。
憧れのブランドものを身に纏う瞬間、背筋のあたりがしゃんとして、顔があがる!
これがブランドの力です。

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