12 内面を映しだすファッション

◆ 12 内面を映しだすファッション
【内面を映しだすファッションは、知的なセンスの糧になります】

最新のファッションに身を包んでいても、知的なセンスが乏しければ、着こなせずに終わります。「服に、着られてしまう」という状態です。服に負けている感じは、どこか落ち着かないし、人間が貧弱に見えてしまいます。
けれど、こういう経験も大切です。服に負けない自分になろうと思えば、それはそれでいいことです。
身のこなし、所作に気をつけるようになる。所作に気をつけるから、言葉遣いが上品になっていく。
荒削りで、粗野で、自分勝手で、わがまま。そんな「若い」という特権に甘えて、振りかざして、無茶をする。
なにかがきっかけになって、「大人」に変わり始める。その、「なにか」のきっかけが一枚の服だったりします。それが、ファッションの力です。
「ファッションは、内面を映し出すもの」という事実をあえてストレートにお客様にぶつけて、内面をブラッシュアップする気分に誘います。
このフレーズは、それこそ、「内面の知的なセンス」を感じさせるスタッフだけに似合いますので、ご注意あれ!

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