11 一手間かける、素敵のスパイス

◆ 11 一手間かける、素敵のスパイス
【一手間かける習慣をもつと、素敵になります】

おしゃれは、ブランドものを着ることではありません。高い服を身につけることでもありません。もちろん、ブランドものや、高価な服は素敵ですが、大切なのは着る人のセンスです。
たとえば、センスのいい人は、ファストファッションの一枚も、素敵に着こなしてしまいます。
服との付き合い方を知っているからです。
おしゃれな人の着方を真似る。おしゃれ上達の方法ですが、それと一緒に、ぜひ真似てほしいのが、「一手間をかける」という、服のケア=付き合い方です。
きちんとしたハンガーリングをして型を整えておく。スチームをあてて、シワを伸ばしておく。シャツなどはアイロンをあてるなど。
一日着たあとは、ブラッシングなどで埃を払う。陰干しして風にあて、匂いを抜くなど。
こうした一手間が、服を大切にする習慣につながります。服を大切にすることは、自分を大切にすること。
接客の中で、洗濯の方法などを伝えるよりも、ちょっとした一手間のかけ方をアドバイスしましょう。
手間をかけるほど、商品の素材の違い、つくりの違いがわかるようになります。そして、良いものを選ぶ気持ちが育まれます。

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