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chiyoizmo
“ダメな上司”から学んだこと
過去にこんなツイートをしたことがある。
「石の上にも三年」というけど、学びを得られない上司の下で3年働いても市場価値は上がらないよね。大事なのは期間ではなく「時間の中身」だから、例え在籍1年でも濃い時間を過ごせば市場価値は上がるはず。「成長機会」と「評価される環境」が備わった「精神と時の部屋」で成果にこだわるのが大事よ。
— moto / 戸塚 俊介 (@moto_recruit) April 4, 2019
どこの企業にも「仕事における学びを得られない上司」というのは存在する。少なくとも僕が在籍してきた企業には存在していた。
彼らから学んだことは「こういう上司になってはいけないな...」ということだ。反面教師として非常に参考になる点は多い。
今回は過去に僕が見てきた上司の話を書いてみようと思う。
他責思考のS課長
僕が平社員として営業をやっていたときの上司の話だ。直属の上司である課長のSさんは「部長や役員に怒られないこと」を目的に仕事をしていた。
部長「S課長、今月の数字の進捗悪いけど、どうなってんの?」
S課長「今月はですね、A社の決済が遅れたことで数字がズレ込んでまして...」
部長「じゃあ来月はその分の数字が乗るってこと?上に報告しなくちゃいけないから、また進捗教えてよ」
S課長「わかりました」
転職したばかりの僕にはよくある光景に思えたが、部長が“何か”を疑っているような雰囲気はなんとなく察した。
S課長の下につくことになった僕は、彼のクライアントも一部引継ぐことになった。その中にA社があった。
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