俺もお前も信用ならんふにゃ
「なんかあそこちょっとヤバいらしいよ」と囁かれていたときに行ったときは確かに、うん、ちょっと良くないな、と思っていた。最近「少し良くなってきたみたいよ」と聞いて行ってみると確かに、あ、良くなったかも、と思う。
某ハンバーガーショップのことだ。
本当に良くなったのかはさておき、ニンゲンが下す判断はすごくふにゃふにゃしているように思う。ちょっとの噂話を聞いていても先入観でふにゃふにゃするし、味覚なんて体調やお腹の空き具合でもっとふにゃふにゃする。
かわいい女の子が握ったと謳う居酒屋のおにぎりが飛ぶように売れたなんて、そんなネタ話も昔あったけれども、それはまた別の要因が絡む気がするのでそっと見ないふりをする。
さて、自分の下す判断がふにゃふにゃしているからなのか、他のヒトや他のモノと比べて価値を決めたり、果ては勝ったり負けたり蹴落としてみたり持ち上げてみたり、とかく世の中は騒がしい。
自分もヒトもふにゃふにゃしているから、早くスカウターみたいなキカイが開発されないかしら、と妄想するものの、待てよ、それを作るヒトがキカイの判断基準決めるんだよな、と思うと、それはそれで気持ちがふにゃふにゃしてみたり。
ふにゃふにゃしてるのは嫌いじゃないけどね。ふにゃふにゃ。
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