三日坊主の矜持
自分は飽きっぽい。(しらんがなあほぉぉぉぉ)
人として生きていく上では何かと欠点になりがちな性質を持ち、実際何かとやらかしてきたので、そのたびに「なぜ飽きっぽいのか」と悩む。
悩んでいるうちに悩みを忘れる。なぜなら飽きっぽいから。
何度悩んでも改善する前に忘れるために、三日坊主と呼ばれる事態に陥りやすい。そんなん言われるの恥ずかしいからなんとか一週間くらいは続けたいなー、と息切れしながら維持してみるものの、その期間を過ぎると見事に他の事に気を取られて忘れてしまう。
今回、自分の駄文を書き連ねる場所を作るにあたってなんとか長続きさせ、恥ずかしさ(駄文というだけでだいぶ恥ずかしい)を軽減しようと、今日は何を書こうかと考えていた。
そこで、三日坊主の矜持、という言葉が浮かんで、思った。
「なんで服のエリ持つって書くんやろ」
もうそこで頭の中には「坊主が法衣のエリを持つ」図しか浮かばなかった。
なんならその坊主には、虚弱体質でやせ型で、ぶかぶかの着物を着ている設定まで付いていた。
「なんでそんなぶかぶかの着物なんて着てるんです?」
「へえ、最近ごはんがよぉ喉を通りませんでなあ、痩せてしもたんですわ」
というやりとりさえ脳内再生されていた。
こうなると他には思いつかないので、もう今日は脳内に生まれた虚弱体質の坊主の話を書くしかないな、と覚悟を決めた。彼の読経の声すら聞こえてくるようだったが、虚弱体質だからどうしても弱々しい。
さてその前に一応言葉の意味について調べておこう、とPCに向かい検索窓に「えり」と入力して変換したところ、
「衿」の字が表示された。
ああああああぁぁぁぁぁ、漢字勘違いしてたああぁぁぁぁ・・・そっかぁ、偏違いやったかあ・・・。
とりあえず、ここまでネタとして書いたので脳内に生まれた坊主も成仏してくれるだろう。半日くらいは居座るかもしれないが、なあにすぐに忘れる。
こういうときに、飽きっぽさが利点として生かされるのだ。
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