DPSが足りない

さて、DPSといっても放射能の強さを表す単位でも、DataPrintSystemでも、どっかのグループ名でも（ググって得た知識たち）、無い。

一秒間にどれだけのダメージを与えられるかを示す数値、主にコンピューターゲームの世界で用いられる言葉だ。「火力が足りない」などともいわれる。

忙しい現代社会において、一分一秒を惜しんで高いダメージを叩き出し、どれだけ早くステージを、ゲームをクリアしていくかを競っていく・・・面ももちろんあるが、たいがい「コイツ早く倒さないとこっちがやられる」状態が多々あるため、上手いプレイヤーがさっさとクリアしていくのを横目に必死になってボタンやキーやもろもろの機械を操ることになる。

ただ、ゲームの中の話だけで済めばよかったものの、現実世界でもDPS不足に常々悩まされている。

日々呆然と過ごしているので、何かの作業をやらせると圧倒的に遅い。世間一般の皆様の会話スピードについていけるだけの頭の処理速度が無いために、伝えたいことを伝える間もなく会話が終わる。文章を長々とこねくりまわしている間に着地点を見失う。

・・・オラ、だんだん落ち込んできたぞ？（薄い笑い）

ともあれ、ゲームならDPS不足で死んでいたところでも、現実世界ならある程度許容範囲が広がるらしい。なぜなら私はまだ生きていて、こうやって文章をこねくりまわしている。

そういった面において、現実世界もそう悪くはないな、と思っている。