憂鬱とのたたかい方
生きていれば、たのしいこともあるしたのしくないこともある。
たのしいときはいい。
わーいたっのしー!ときゃっきゃしていればいい。目の前に次々と現れるたのしいことばかりを享受してさえいればいいのなら、それはそれはしあわせなことだろう。
でも、そうはいかない、ということをわたしは知っている。っていうかたぶん皆知ってる。いまさらしたり顔で語りだす必要などないくらいに。
日常に突然やってくる、どうしようもなく暴力的なまでに気分を滅入らせるヒトやモノ。それはまあなんとか戦うなりやりすごすしかない。困るのは「なんとなーくたのしくないのよねー、なにが原因かわからないけど」という、もやっとした憂鬱だ。
昨日の夜がそうだった。
なんとなーく気分が乗らない。普段そういうときはマンガなり小説なりアニメなりゲームなりで「違う世界」に意識を強制的にワープさせて乗り切る(というか気分が乗らない状況を「忘れる」)という手段を取るのだが、昨日の夜は手強かった。剣と盾を手にして骸骨に挑んでも、好きなアニメの最新話を見ていても、自分の背中あたりに憂鬱が張り付いてる、そんな夜だった。
結局、最終手段「酒飲んで寝る」を遂行して、めでたく次の朝をむかえましたとさ。睡眠最高。
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