気分の七転八倒
いろいろと気分が凹むことが多い。最近こればっかり言ってる気もするが。
体調のせい、天気が悪いせい、乗ってる自転車がボロいという理由で職質かけられたせい(実話)。わたしの行く手には小石だらけの砂利道が広がっている。そしていちいち小石につまづいている。そのたびに凹むのだ。
中高生の頃は体力も時間もあった。凹むたびにめそめそと泣いては気分のどん底に落ち、ご飯食べて忘れるなり寝て忘れるなりしていたように思う。少し大人になると体力はなくなるがある程度小銭を持つ。凹むと飲んだり食ったり騒いだりジェットコースター3連続で乗ったり(実話)、憂さ晴らし、ということを覚えた。
さて今は、どん底まで落ちる体力も、悲しいことに小銭もない。しかも家族の手前、ずーっと落ち込んでいるわけにもいかない。今でもたまに2,3日死人のようになっている現実は、現段階では脇に避けて見ないふりをする。
アルコールの力を借りてみたり、残り少ない体力を振り絞って走ってみたり、いろいろ試してはいる。が、昼間から酒を飲むわけにもいかないし(一応)、夜中に走りだすとまた職質を受けてしまう。凹んだ気分は24時間体制で押し寄せてくるというのに!
で、今のところ、小説なり漫画なりフィクションの世界に走って、気が付いたら凹んでいた自分を忘れているというのが一番お手軽な対処法のように思っている。なにせ昼でも夜でも実行可能だ。
人が生きていくのに必要な衣食住に関わることではないにしろ、こうやって人の気持ちを動かしたり楽にしたりする、そんなフィクションの世界をわたしも生み出してみたい。
と、思ってもなかなか難しいことが、またわたしを凹ませるのだ。
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