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『音楽的双生児』

銀座スウィングミュージックサロンのヴァイブ特集(4/30です!)、選盤中にこの↑レコードにぶち当たる。



ミルト・ジャクソンとレイ・ブラウン、まさに“ソウルブラザー”と言っても良い位の相性の良さでありジャズ界を見渡してもこのコンビに匹敵するのは

この方々↑wぐらいだろう。



考えてみれば、


R・ブラウンはMJQ創設メンバーだし、そもそもこのMJQだってD・ガレスピーのリズムセクションが独立したものだったはず。

あまりに仲がよろしかったのか、後にブラウンはバグスのパーソナルマネージャーを務めていたくらいだ。




そしてこのレコード、

マリオン・ウィリアムズなるゴスペルシンガーを起用していて、一聴それが“浮いている”様にも感じたのだけれど・・・



ずっと聴いているとまさにこの感覚、つまり(黒人)教会にまで辿り着くスピリチュアルなそれ。



二人が共通して備えている(much in common)この感覚こそがブルースフィーリングで、それは単にブルノートスケール弾いてみました〜だけでは絶対に表現出来ないであろう『何か』なのである。


本作では両名ともホーム(MJQ/ピーターソンtrio)では口にしない(出来ない)そんな“本音“をこれでもか!と出している。

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