KKAC2018スタート

KKAC2018。夏休み初日の今日、スタートした。
立ち上げからかかわらせていただいている仕事で今年5年目を迎えた。

KKACとはカナザワキッズアートキャンプの略で、金沢市の小学校4年生から6年生を対象とした芸術体験を通じた教育プログラムだ。
今年は、演劇、ミュージカル、クラシック音楽、狂言などのワークショップに触れ、舞台本番を体験し、最終仕上げとしてオペラを鑑賞する。

今日は、「オペラってなんだろう」を金沢21世紀美術館で行いました。
オペラを見たことがある人は手を上げてと先生がいうと、半数くらいが手を上げていた。
オペラの成り立ち、誰がどのようにして作られたのか、どのような人が関わってできていくのかを教えていただき、最後にモーツァルトの魔笛のビデオを説明付きで見せてもらった。
魔笛のソリストが超高音を出すシーンは、とても感動した。そのときの教室の空気は、みんな見入っているなという感じがあり嬉しく思えた。
みんなはオペラって何かわかっただろうか?
私は、今年のオペラ「リゴレット」がとても楽しみになった。

オペラを見る。それだけでなにか高尚で当時の私はどう捉えたらいいのか悩んでいた。しかし、参加してくれた子供たちが、いろんな芸術に触れ、いろんな経験をしていくことから感性が磨かれていくんだなと感じた。
バレエや歌など、ある1つのことを学んでいたとしても、いろいろな舞台芸術に触れられるかというとそれは難しい。このキッズアートキャンプでは、オペラという最終目的があるからこそ、オペラが舞台芸術の複合体だからこそ、いろんな舞台芸術に触れられる。

今年も始まったカナザワキッズアートキャンプ。
また1年を通じて、みんなと仲良くなって、舞台芸術ももっと好きになって、
いろんな芸術に触れて、自分を磨いていきたい。

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