宇宙人はいるのか
私はよくこの質問を初対面の人にぶつけてみる。なぜならその答えでその人となりがよく分かるからだ。
これは一見すると単なるYes,Noのクローズドクエスチョンに見えるが実はそうではない。
宇宙人はいる、いない以外にも、私は実は宇宙人であるや、そもそもこの質問をバカにして答えない人がいるのだ。ここでもその人の性格がよく分かる。宇宙人だと言い張る人はやはり不思議ちゃん的な性格を持つ人で、馬鹿馬鹿しいと言って拒否する人は何とも面白みのない人である。
また、いる、いない双方に様々な理由があり面白い。科学的なことをいう人もいれば、陰謀論、進化論、多種多様な理由を言う人がいる。
なかでも私が興味深いと思ったのはスペインで熱心なクリスチャンの方にこの質問をぶつけたときだ。彼曰く、神が人間を創り給うたのであるから、宇宙人などいるはずがないということだ。確かにそのロジックは通っている。
私はそのロジックの根底にある宗教観には全く興味がない。ただその宗教観に基づくならば宇宙人が存在しないことは正しいと思う。キリスト教と無縁の人生を生きてきた私にとってその考え方は新鮮であった。
最後に私個人的には、宇宙人がいたほうが単純に面白いと思うので、宇宙人はいると思う。というよりいて欲しい。この広い宇宙に人間だけしか存在しないなんて物悲しいと思うからだ。
これは性格診断で人情味に厚いと評価される私の人となりを表した答えだと思う。
やはり、宇宙人はいるのか?という質問はその人について知るには最適な質問なのであろう。
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