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折々のチェスのレシピ(58)
サクリファイスの感覚を掴んでいただきたいので今回もひとつの例を。とはいえ、これまでと違い駒を二つ捨てます。
一手ずつ連続で局面を進めていきます(白が黒の駒をすべて取る場合です)。
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ということで、白は黒の駒を取っていくとメイトされてしまうので、取ることができません。取ると詰み筋に入ってしまうと読める白であれば黒が次々に捨ててくる駒を取れません。しかし、その間にどんどん形勢をよくしていく黒に対して、白は寿命が延びただけで、遠からずメイトされてしまいます。
サクリファイスは、序盤から有効な手段のひとつですが、まだあまり慣れていないという人は、今回のように相手の守りを剥がしていく際に威力を発揮することをまずは憶えておくといいと思います。
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