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折々のチェスのレシピ(290)

やや極端な駒組みが残った中盤戦です。

白のマイナーピースはビショップ2枚、黒のマイナーピースはナイトが2枚が残っています。黒はd7のナイトが前線に出ていくまでに時間が掛かりますし、白はダブルポーンを2列も作ってしまっており、一見してほぼ互角(どっちもどっち)ではないかと思われます。

次に白からはe5という手があるにはありますが、少し進んで、

こうなると、白は攻めているように見えて、f3のポーンを守る受けの手を指さされていることになり、依然として形勢は互角ながら、後手番でここまで持ってきた黒のほうの棋力が上のように見えます。


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