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折々のチェスのレシピ(282)呆気なく終わってしまったゲームたち
「呆気なく終わってしまったゲームたち」シリーズは、負けたほうがかなり大きなミスをしていることが特徴ですが、序盤におけるミスであることも特筆に値します。負けたほうを参考にすれば序盤の駒組みでやってはいけないこと、指してはいけない手、こんな駒組みは不利を招く、などなど様々な教訓を得ることができます。一方、勝ったほうを参考にすれば、ミスをどう咎めて早い勝ちに繋げるかがわかります。
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黒としては序盤は堅い駒組みにしてカウンター狙いの手を指しているところ、必死を掛けたのになんで受けないの?という呆気ない感じだったと思います。白がやってしまったのは単純な見落としですが、初めに相手が出てこないと、つい攻めっ気がまさってしまい受けに気が回らないことがあったりします。そんな例でした。
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