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折々のチェスのレシピ

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「チェスのレシピ」と「新・チェスのレシピ」でご紹介したレベルの知識がある人向けになりますが、必ずしも飛び抜けて高度な内容ではなく、日々のチェスライフにおいて役立つ手筋や知識を折に… もっと読む
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2024年4月の記事一覧

折々のチェスのレシピ(360)少しだけ高度な知識をあなたに

せっかくですので、前回の局面から対局がどう動くか見てみます(初手からです)。 上の展開で…

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折々のチェスのレシピ(359)少しだけ高度な知識をあなたに

前回の第1図でa6とせずにオープンな展開を志向するc5を指した場合を考えます。 a6とした場合…

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折々のチェスのレシピ(358)少しだけ高度な知識をあなたに

今回からはスコアが1500以上のプレイヤーと対局しても困らないようになる知識をご紹介していく…

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折々のチェスのレシピ(357)お知らせ

1年半ほど前に「チェスのレシピ」を始めてから、次に「新・チェスのレシピ」へと移り、そして…

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折々のチェスのレシピ(356)中盤戦

相手が打診してきた手に対して、そのままやらせたらどうか、と考えることで応手を決定できるこ…

折々のチェスのレシピ(355)中盤戦

中盤は考えることが沢山あって悩みが満載です。 黒にとって次の一手はどれがいいか悩むかと思…

折々のチェスのレシピ(354)中盤戦

それなりに読みの精度と大局観が試される局面です。 この手に対して黒は手抜こうと思えば手抜くこともできそうです。しかし、自陣にナイトが接近してきたリスクは残ってしまいます。では、ここでナイトを交換したらどんな局面になるか、それをきちんと読まないといけません。 ビショップで取ってくるのが白の自然な応手です。 ここで黒からは、 f6という手がありますが、 白も目障りなナイトを取りにくるでしょう。ここが重大な岐路になります。ここでビショップを取ると、相手もナイトを取ってきま

折々のチェスのレシピ(353)中盤戦

あまり見かけない形の中盤の局面です。こういう時は方針が立てにくいかもしれません。 なにか…

折々のチェスのレシピ(352)中盤戦

黒が優勢とはいえ難解な局面です。 黒からすると、キャスリングをしなかったものの、ひとまず…

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折々のチェスのレシピ(351)中盤戦

駒があちこちでぶつかり合っていかにも中盤という局面です。 白はここで駒を捌いていくとかな…

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折々のチェスのレシピ(350)中盤戦

「チェスのレシピ」からずっと読んできた人であれば、中盤までは白であれば やや優勢、黒であ…

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折々のチェスのレシピ(349)中盤戦

ある程度定跡化されている序盤と比較して中盤は手が広い局面が多いです(あるいは手が広く見え…

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折々のチェスのレシピ(348)中盤戦

人はミスをするものです。とりわけチェスの中盤戦においては。 白のこの手はかなりまずいです…

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折々のチェスのレシピ(347)中盤戦

ほぼ互角の局面ですが、やや疑問手と思われる手を白が指してきたところです。 ぱっと見て、 こんな手を指したくなるかもしれません。クイーンが逃げたら手を稼げるし、ナイトで取ってきたら白はキング周辺の守り駒にもなっていたナイトを失います。 ナイトで取ってきた場合、上の形になりますが、黒にはこれといった継続手がありません。クイーンを逃してきた時もこれといった継続手がありません。そういう時に、それは良くない手だと判断し、別の手を探します。 第1図で、 ビショップを動かすことが