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久留米オフィス開設しました!

株式会社リーカルの代表 深山です。
初noteです。

ホントは起業のタイミングで書こうとしたり、採用始めるぞーってタイミングで書こうとしたりしたんですけど、なんやかんやで今になっちゃいましたね…。
また次の採用のタイミングで、起業とか会社のアレコレは詳しく書こうと思うんですけど、今日は4/1から開設した久留米オフィスについて書きたいと思います。

自己紹介&起業まで

その前にウルトラ簡単に人生をまとめるとこんな感じです↓

【1988年】
長崎県諫早市で爆誕(実家が牡蠣小屋です)

【2007年】
福岡県飯塚市の九工大に進学。色々あって地方創生関連で起業することを決める。

【2011年】
飯塚市の株式会社トーン(チクスキ)に入社。ウェブ関連の新規事業とか色々やる。

【2020年】
株式会社リーカルを福岡県飯塚市で創業。(いつかこのあたりは詳しく書きます)

【2021年】
人材獲得のために福岡市に拠点を移行。(飯塚市にもまた遠くないうちにオフィス作ります)

【2022年】
久留米オフィスを開設。

twitterのプロフィールにも書いてる通り、10年ぐらい「地方とウェブ」っていうのをテーマに生きてます。
トーン時代でいうと、2013年に立ち上げた地域系ポータルサイトで、食べログやホットペッパーを差し置いて「居酒屋 エリア名」「美容室 エリア名」とかで数年1位を取って街のお店に喜んでもらったり、そのノウハウを活かして筑豊以外のエリアでフリーペーパーの事業者さんに地域ポータルサイト関連のサービスを提供したりしてきました。

リーカル立ち上げ(2020年6月〜2021年5月頃の1期目)

リーカルを立ち上げたばかりの頃は、ちょうど2020年6月で緊急事態宣言のタイミングだったんで、トーンと一緒に飲食店のテイクアウト応援サイトを作ったりしてました。メディアに取り上げていただいたり、街の人達も飲食店を応援しようという気持ちが強くあって、人口12万人の街でテイクアウトのウェブページだけで月間1万ユーザーいったのは個人的にめちゃくちゃエモかったです。
我々もボランティアやってる場合なのかという葛藤もあったんですけど、強くやろうと背中を押してくれたトーンのばばけんの声がキッカケとしては大きかったです。ありがてぇ。

そんな感じのことをやりつつ、会社をスタートして一期目はコロナの影響もあって漠然とした不安感もあったんですが、ありがたいことにほぼご紹介でホームページ制作のご依頼をいただきつつ、キャパもオーバーしすぎることもなく、長女も生まれ、振り返ってみると人生の夏休みのような1年だったなと思います…。笑

ただ実際に1年やってみて、「自分で大きくしようとしないと会社って大きくならないんだな」という当たり前すぎる事実に直面しまして。

自分の一度きりの人生で、可能な限り最大限なにかしらのいい影響を生みだしたいという自分の想いの原点に立ち返って、2期目から本格的な事業拡大に向けて動き出しました。

2021年6月〜現在

1期目は、自分含め3人でホームページの受託制作を中心に会社を運営していたのですが現在は5人体制になりました。
昨年秋ぐらいから、オフィスがお隣のイジゲングループの株式会社People&Culture(通称ピーカル)合川さんにサポートしてもらいつつ、採用やらMVVやら社内の整備やらを行いました。
自分も新規事業は何度か経験してきたもののHR領域の知見はまだまだ少ないなかで、実際にHR領域でサポートしてもらって、自分がこれから経験するであろう人に関する諸問題を先回りして学んでチームに実装できてる感覚があります。
人数ももっと増えると色々あるんでしょうけど、ひとまず「ピーカルは推せるぞ!」ということだけ伝えておきます。笑

そんな活動のなかで、特に大きかったのは久留米でノーマ・ジーンというフリーペーパーを発行されていた古江さんに今年2月に入社してもらったことです。前職の頃から一緒にお仕事をしていた仲だったんですが、その関係性の頃から古江さんの「地域に対する愛」のようなものを感じていて、会社の掲げる「地域の課題をテクノロジーのチカラで解決し続ける」というミッションにすごくマッチしそうだという直感でお誘いしました。

起業したときは飯塚市に拠点を置いていたのですが、2021年から福岡市内で人材を集めつつ地方に拠点を置く方式にしています。
福岡市内にデザイナー・エンジニア・コンサルなどのエキスパートを配置しつつ、地方でコミュニケーションをとれる人材を配置するのが、現状弊社の掲げるミッションを達成するために有効なのではないか、という仮説をもっています。

「これだけオンラインが発展した今においてわざわざ久留米オフィスを作って人を置く」という行為は、一般的な視点から言うとめちゃくちゃ非合理っぽいんですけど、「地域の課題をテクノロジーのチカラで解決し続ける」ために、まずは「テクノロジーについて困ったときに、一番身近で相談できる人である」ということを大事にしています。

自分自身も人口12万人ほどの飯塚市を中心に、おそらく100店舗以上のウェブサービスに関わってきたんですが、「なにかあったときにパッと聞ける人がいる」っていうことの社会的な意義が凄まじいぐらいあると感じています。

例えば、直近1ヶ月でもパッと思いつくだけで下記みたいな内容のアドバイスをしていたり。

●他社の見積もりの金額の妥当性に関するもの
●行政関連のイベントで使用するシステムに関するもの
●EC・HPのプラットフォームに関するもの
●SEO関連
●動画関連の企業のご紹介
●リスティング関連の企業のご紹介
●業務効率化のためのシステム提案
●新店舗の開店に伴う総合的なサポート

ホームページの制作が今のところ本業なのですが、売上に直結する経営施策や業務効率化のためのシステム導入から、「この見積もりどう思う?」みたいなライトなものまで、システム関連取り扱ってる企業あるあるなんでしょうけど、ありとあらゆるご相談がきます。

開発やってる先輩経営者のみんなも言ってるんですけど、この業界はとても情報の非対称性が大きいです。
似たような機能開発でもクオリティもコスト感も依頼する企業やサービスでめちゃくちゃ差があります。
これは必ずしもゼロから高いお金を払って開発すればいいサービスが受けれるというわけではなく、既存サービスの組み合わせだったり、一部のみカスタマイズしたりするのがベストアンサーになるケースが多々あります。

これから2030年にかけて最大79万人が不足すると言われているIT人材ですが、特に地方において上記のような答えを出せる役割を担える人がどんどん減っていっているのを感じています。

そこで、こうしたIT・システム関連の一番身近な存在のひとつ「ホームページ」から、リアルな拠点や人を中心に地方と接点を作りつつ、色んな課題ややりたいことを相談できる窓口になって、自分たちや周りの面白い人達、その街のクリエイターさん達とチームを組みながら、一緒に街を盛り上げていくことで、こうした課題に関する答えを導こうとしています。

まだまだ小さい会社なのでできることは限られているのですが、今でも必要に応じて周りの方々のお力を借りたりしながら、場合によってはどの方とチームを組むのがベストか探したりしながらお役に立てるように頑張っています。

久留米オフィスの開設については、「会社としてやっと一歩目を踏み出したんだ」という気持ちです。
新しく街に関わる瞬間というのはいつも、ゲームのRPGで新しいマップが開かれたときのような、ワクワク感で胸が高鳴ります。

今まさにどういう風にコミュニケーションしていけば、筑後地方のたくさんの方のお話を聞く機会が作れるか絶賛模索中です。
長いことSEOをやっていたので、とりあえず久留米のSEOに全振りしてホームページをリニューアルしました。笑

https://recal.co.jp/

でもやっぱりウェブからのご相談より、ちょっと気軽に聞けるぐらいの関係が理想なので、カジュアルにご紹介やSNSでDMもらえたりするととても喜びます。

筑後地方のことを勉強するところからスタートなので、直接の商談じゃなくても何かあればフットワーク軽くどこでも行きます!

というわけで、「筑後地方のみなさまこれからどうぞよろしくお願いします!」というご挨拶でした!
たくさんの方のお話を聞けるのを楽しみにしています!!

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