株は、怖くない。

アリサちゃん
「すずかちゃん、よく株をやっているね。
怖くない?」

すずかちゃん
「全然怖くないよ。」

アリサちゃん
「でも、株ってギャンブルだし
よく大損をしたって聞くから
やめた方がよく無い。」

すずかちゃん
「アリサちゃんは、宝くじを買った事無い?」

アリサちゃん
「勿論、あるよ。」

すずかちゃん
「宝くじで、1等が当たる確率って
飛行機に乗って飛行機事故になるより
低いって知ってた?」

アリサちゃん
「え、そうなの。
全く知らなかった。」

すずかちゃん
「そして、株はゼロサムゲームって
言葉を聞いた事が無い?」

アリサちゃん
「ゼロサムゲーム?」

すずかちゃん
「うん。
例えば、ある人が株でプラス10000円
だった場合ね。
他の人が、マイナス10000円 又は
マイナス 3000円の人とマイナス7000円の
人がいるの。
そして、プラスマイナス0になっているの。」

アリサちゃん
「知らなかった。
じゃあ、プラスになる確率とマイナスに
なる確率は同じなんだ。」

すずかちゃん
「宝くじを買ったお金で、株や投資信託を
買ってみて。」

アリサちゃん
「やっぱり、怖いよ。
だって よく株についてネットで
書かれているのを見たらローソク足とか
書かれてあるでしょう。
そんな人には、絶対に勝てないよ。」

すずかちゃん
「あ、やっぱりね。
確かにローソク足で解説してある本は、
沢山あるね。
でもね、実はあのやり方をしたから
儲けるという訳ではないんだよ。」

アリサちゃん
「どういう事」

すずかちゃん
「うん。私もね、ネットで調べてみたんだ。
そしたら、あのやり方は当たる時と当たらない時がある事が分かったんだよ。」

アリサちゃん
「え、当たる時と当たらない時があるの?」

すずかちゃん
「そうだよ。当たる時と当たらない時が
あるという事は、つまり分からないって
事なんだ。
勉強した分だけ損なんだよ。」

アリサちゃん
「どういう事」

すずかちゃん
「実は、普通 大学で学ぶ物は証明されて
いるんだよ。だけど、1つの学部だけ例外
があったんだよ。
それが、これだよ。この学部だけは、
学ぶ内容が証明されていないんだ。
恐らくこれであっているという事を大学で
学ぶんだよ。」

アリサちゃん
「という事は、あのグラフは見ても見なくても同じって事」

すずかちゃん
「そうだよ。よく考えてごらんよ。
あれで、儲かっているなら世の中
金持ちだらけだよ。
しかも、投資の神様と呼ばれている人や
世界3大投資家と言われている人は
株のやり方で、1度もあの図を使って説明していないんだよ。」

アリサちゃん
「そうなんだ。」

すずかちゃん
「直感も大事だって言っている人もいるね。
つまり、自分が気に入った物を売っている所の株を
買ってみるといいという事らしいよ。」

アリサちゃん
「自分が好きな物を売っている所の株か」

すずかちゃん
「あと、これは一番大事な事なんだけど
株をする上で一番大事な事は我慢強い事と
株をしている人は皆言っているね。」

アリサちゃん
「我慢強いってどういう事。」

すずかちゃん
「つまり、短期で儲けるにはそれだけリスクが
大きくなるんだ。
だけど、長期で儲けようと考えるならば期間が
長ければ長い程有利という事らしいよ。」

アリサちゃん
「でも、やっぱり
株は怖いよ。暴落とかあるんでしょう。」

すずかちゃん
「実は、投資の神様と呼ばれている
ウォーレン・バフェットという人が
ドルコスト平均法という物を編み出して
この方法ならば暴落しても忍耐力があれば
大丈夫という事が分かっているんだ。」

アリサちゃん
「ドルコスト平均法って何?」

すずかちゃん
「簡単に言うとね。毎月、同じ位同じ物を
買っていく事だよ。勿論、暴落時も調子がいい時も
同じ位買っていく方法なんだ。」

アリサちゃん
「暴落時も。何だか怖いね。」

すずかちゃん
「だから、一番いいのは毎月定期的に購入する
ように設定しておいて後は株の事を忘れてしまうんだ。」

アリサちゃん
「え?忘れるの。」

すずかちゃん
「そうだよ。我慢強い人が勝つのなら
忘れてしまった方がいいんだよ。
そして、毎月同じ位自動的に買っていく。」

アリサちゃん
「すると、どうなるの?」

すずかちゃん
「ある人が産まれてくる子供の為に毎月1万円分
買って時に定年になった時にどの位のお金になるのか
を計算したんだ。」

アリサちゃん
「そうしたら、どうなったの」

すずかちゃん
「6000万円から7000万円になったと聞いたよ。」

アリサちゃん
「え。生まれてくる赤ちゃんに毎月1万円分を65歳まで
払ったら6000万円以上になったの。」

すずかちゃん
「そうだよ。だから、毎月こつこつとしていく事が
大事なんだ。」

アリサちゃん
「毎月、1万円で6000万円ならば
毎月2万円ならば1億円を超えるね。」

すずかちゃん
「正解。実は、生まれてから毎月2万円を自動的に
していくと1億円を超えるんだ。」

アリサちゃん
「毎月、2万円ならば節約すればどうにかなりそうな金額
だよね。」

すずかちゃん
「そうだね。しかも、毎月2万円という事は、
ドルコスト平均法だから途中で大暴落があったと
しても安心なんだ。」

アリサちゃん
「でも、毎月2万円で買える株ってあるの?」

すずかちゃん
「いや、無い。
だけど、投資信託ならば100円からでも大丈夫
だから投資信託を買えばいいと思うよ。
そう言えば、アリサちゃんは
バーゲンセールは、好き?」

アリサちゃん
「勿論、好きよ。
普通の時より、安く買えるもの」

すずかちゃん
「では、株のバーゲンセールは
いつか分かる?」

アリサちゃん
「株にバーゲンセールなんて
あるの?」

すずかちゃん
「実はね。株が、大暴落した時が
株のバーゲンセールの時なのよ。
ドルコスト平均法で、株が暴落した時も
買う理由がこれなの。
好調の時に買ったら、後で株価が下がるの。
でもね、暴落した時に買ったらその後、少しは下がるかも知れないけどその後に買った時の金額より上がるの。
だけどね、株のやり方は人それぞれだから
株価が下がり始めた時に売る人もいるよ。
それを「損切り」っていうの。
確かに、株価が上がるけどそれまで待てない人ね。そこまで、下がる前に損を最小限におさえて別の株で儲けようという考え方ね。」

アリサちゃん
「どちらが、いいのかな?」

すずかちゃん
「その人次第ね。その人の考え方によって
損切りをするか、時間をかけて買った時より株価が上がるかをまつか?
一番やっては、いけないのが大暴落の最中に株を売る事だね。」

アリサちゃん
「でも、やっぱり株は
値段が高いから無理だよ。」

すずかちゃん
「そうだよね。
でも投資信託やETF(上場投資信託)も
選択肢に入れたらどうかな?」

アリサちゃん
「投資信託が、よく分からないよ。」

すずかちゃん
「簡単に言えば、皆でお金を出しあって
買おうって事なんだよ。
投資信託にも、いろいろな種類が
あるんだよ。例えば、配当金が高い株ばかり
を買う投資信託とか、全世界の中で上位に入っている株だけを買う投資信託もあるよ。
他にもアメリカの上位500社の株だけを買うのもあるね。」

アリサちゃん
「よく、上位500社とか分かるよね。」

すずかちゃん
「実は、上場企業を格付けしている会社が
あるんだよ。そして、毎年上位500社にして
いるんだよ。つまり、501社目になったらその中から外されるよ。逆に、去年まで501社目だったけど今年から500社になったらその中に入るようになる投資信託もあるから自分にはどれがあっているかを考えて投資信託を買うという選択肢もあるよね。」

アリサちゃん
「投資ってはじめた時、怖くなかった?」

すずかちゃん
「勿論、怖かったよ。
でもね。勉強して多少プラスに
なったら今度は家族が株に興味を
持ちはじめて私に聞いてくるように
なったわ。

この評価損益率が、10%を越えている事自体
異常なの。
普通は、儲かったという人でも5%いけば
かなりいい方らしいの。
まずは、元のお金がマイナスにならない
ように考える事ね。
私の場合は、もう元本割れはなくなって
随分たつわ。
株や投資信託をこれから買う人に
特別に教えてあげるわ。
実は、人口増加 又は イノベーションが起こる
と株価は上昇しやすくなるの。
それで、実は世界的には人口が増加して
いるの。
だから、世界3大投資家の一人
ジム・ロジャーズという人が、
全世界株式投資インデックスという投資信託
は、ベター(まぁ、良い)って最近話したよ。
後、よくアメリカ株の話が出て来ているか分かる?
アメリカはね。人口増加もしていてイノベーションも起きているからなの。
だから、投資の神様と言われている
ウォーレン・バフェットという人が、
自分が死んだらS&P500に自分の資産を
つぎ込むように既に書いているの。
このS&Pという会社はアメリカに上場している会社のランキングをつけている会社なんだけどS&P500というのは、その中の上位500社を指すのよ。
実は、私もこれや全世界株式インデックスを持っているの。
税金もね。証券会社が自動的に払ってくれるようにしているから税金の督促も来ないよ」

アリサちゃん
「そう言えば、VTIという物を勧められた
けどこれはどうなの?」

すずかちゃん
「よく知っているね。アメリカ人は、アメリカの個別の株を買う人が多いけど日本人は、VOO派(S&P500)とVTI(アメリカの上場しているほとんどのアメリカ株)に分かれているね。
実は、グラフを見てもVOOとVTIはほとんど重なっているんだ。
日本で、S&P500の投資信託を買うとこのVOOをそのお金で買っているんだよ。
また、楽天全米インデックスファンドを買うとそのお金でVTIを買っている訳だね。
どちらも、アメリカで人口増加してイノベーションがある物だから甲乙つけがたいのよね。」

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