何故、フレームワークはパソコンに負けたのか? 1

正直に話すと

データベースというソフトが、

登場したからです。

それまでは、CSV形式と言って

メモ帳にデータを「、」区切りで

保存していました。

しかし、このやり方だと

例えば、年齢が 10歳から30歳のデータ

を抽出したい時 CSVファイルを

全部、見ないといけません。

お客様が、ボタンを押してから

抽出していたら間に合いませんね。

ですから、メインフレームでは

バッチ処理といって定期的に

ボタンが、押された後すぐにデータが

くるようにその画面または、帳票ごとに

CSV形式のファイルを作っているのです。

しかし、データベースソフトの出現に

よってかわりました。

select  会社名、名前 from テーブル名

where  条件  order  by   会社コード、お客様コード


みたいな、SQL文を実行するだけで

会社コード、お客様コードの昇順に

欲しい会社名と名前が一気に出てくる

ようになったのです。

つまり、今までバッチ処理をしなくては

ならなかったのにデータベースの

出現によってお客様がボタンを

押したらSQL文が走り欲しいデータが

取れるようになったのです。

つまり、今までしていたバッチ処理が

要らなくなったのです。

実は、このバッチ処理が

メインフレームで一番CPUやメモリを

使っていました。

先ほどの年齢ですが、

条件の所に  

10  >=  年齢 and 年齢 <= 30

と入力すると10歳以上 30歳以下 と

なります。

10歳以上 30歳未満の場合は、

10 >= 年齢 and 年齢 < 30

となります。

いきなり、データを取得出来るので

バッチ処理が要らなくなったのです。


今日は、ここまで

にしたいと思います。

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