見出し画像

【保存版】フリーランスコンサルタントのメリデメやキャリア形成、コツを徹底紹介!

コンサル未経験者のなかには、フリーランスのコンサルに興味があるという方もいらっしゃるでしょう。

しかし「フリーランスコンサルタントとはどのような仕事なのか具体的にイメージできない」という疑問も浮かぶかと思います。

そんな疑問に答えるために、ここからは、
1. 事前に知っておきたいメリットデメリット
2. フリーランスコンサルタントになった際に役立つノウハウ
について紹介します。

フリーランスコンサルタントを見据えたキャリア形成を視野に入れている人は、ぜひ当記事をチェックしてください。

画像1

<フリーランスコンサルタントのメリットとデメリット>

将来、フリーランスコンサルタントを目指そうとしている人は、ここで紹介するメリットとデメリットを抑えた上で、自分が描くキャリアに適しているか改めて考えてみましょう。

<メリット①自分で何でも決められる>
フリーランスコンサルタントの最大のメリットは、なんといっても自分でなんでも決められることです。
そのため、営業能力があればいくらでも仕事を取ってくることができます。仮に、取ってきた仕事が自分の処理能力を超えたとしても、場合によっては別のフリーランスコンサルタントに下請けに出すこともできます。仕事が無くて困っているフリーランスコンサルタントであれば、喜んで引き受けてくれるでしょう。

また、フリーランスコンサルタントは仕事を選ぶこともできます。自分の主観、つまり好き嫌いで仕事を選べるということです。

ただし留意点があります。自分の好きな仕事であっても、それが自身のキャリアアップにつながらないのであれば、ただの「時間の浪費」という解釈もできます。

反対に、自分の嫌いな仕事であっても、それが「新たな仕事の分野を開拓できる機会」であれば、受注しても損はしないでしょう。

<メリット②会社勤めよりも入金額が大きい>
フリーランスコンサルタントは、会社勤めのコンサルタントよりも口座に入金される額が大きいというのもメリットの一つです。

会社勤めのコンサルタントの場合、契約金額すべてがコンサルタントの取り分になるという訳ではありません。なぜなら、コンサルタント会社はそこから事業の運営資金等を賄っているからです。

つまり、会社勤めのコンサルタントには、契約金額から一定割合(契約金額の6分の1~4分の1程度)の金額が差し引かれた金額が口座に入金されます。

その点、フリーランスコンサルタントは、自分が事業者なので、契約金額すべてが口座に入金されます。

ただし、この後に説明するように、それには税金等がかかるので、すべてが利益になるという訳ではありません。大型案件を受注して大金を手にしたからといって、それを使い切ってしまうと、税金の支払い時に苦労することになります。

<メリット③優秀なコンサルタントと働くケースが多い>
フリーランスコンサルタントは、(継続的に案件に携わっている場合)肩書が無い分、自分の名前で仕事を取れているため、優秀である確率が高いです。

そんな彼らと一緒に仕事ができる機会があるのも、フリーランスコンサルタントのメリットの一つです。

実際にプロジェクトに入って働く際は、会社勤めかフリーランスかは関係なく、誰もが同じ目的を達成するために働く大事なパートナーになります。

チームとしてのパフォーマンスを最大化するために、多くの場合は彼らが実践的で貴重なアドバイスをしてくれるはずです。

<デメリット①「失敗」が命取り>
フリーランスコンサルタントのメリットである自由裁量とは裏腹に、すべて自己責任となるため、デメリットとも言えます。

フリーランスコンサルタントの場合、仕事は人から与えられるものではなく、自分で見つけてくるものです。したがって、仕事を取ってくるだけの営業力がなければ当然生活することはできません。

また、フリーランスコンサルタントは、会社勤めのコンサルタントのように、クライアントとの間に会社が入ってくれる訳ではありません。そのため、プロジェクトで失敗するとその責任は自分が負うことになります。つまり、そのクライアントからは今後一切仕事を受注できなくなるということです。

<デメリット②経理や確定申告も自分で対応>
フリーランスコンサルタントは個人事業主であるため、会社の経理部が行っている業務を自分で行う必要があります。

個人事業主向けの会計ソフトが発売されているので、面倒な計算は会計ソフトに任せておけばいいかもしれません。しかし、経験した人なら分かると思いますが、領収書などの伝票をまとめておくだけでも大変です。

いずれにしても、フリーランスコンサルタントは、会社勤めの人のように、9時から5時で仕事が完結する訳ではありません。

<デメリット③事業継続性に欠ける>
フリーランスコンサルタントは、事業継続性に欠けるということもデメリットの一つです。

若ければ多少の無理はできるかもしれませんが、年を重ねるとできなくなってきます。

もちろん、必ずしも高齢になったフリーランスコンサルタントが事業を継続できないという訳ではありません。

クライアントと顧問契約を結び経営ノウハウを売ることで、安定的かつ継続的に事業を継続することは可能です。ただし、それができるのは一握りの優秀なフリーランスコンサルタントだけかもしれません。


<フリーランスコンサルタントを見据えたキャリア形成>

画像2


フリーランスコンサルタントは、フリーアナウンサーがまず放送局に入社してアナウンサーとしての仕事を覚え、顔を売ってから独立するように、一度コンサル会社に入って仕事を覚えてから独立する方が、後々の仕事が楽になります。

コンサルタントは、他の業界とは働き方が異なります。各種ツールを使いこなすことは当然としても、外部の専門家へのヒアリングや一般消費者に対するインタビュー、クライアントに提出する資料作りなど様々な仕事をこなします。

仕事をこなしていく中で、クライアントが本当は何を求めているか察知して先回りできるようになれば、一人前のコンサルタントになれます。

そしてクライアントから信頼を得て名指しで呼ばれるような関係性を築ければ、フリーランスコンサルタントとして楽に独立できるでしょう。

<フリーランスコンサルタントのコツ>
フリーランスコンサルタントは、自分で顧客を獲得し、サービス提供価格決めて売り出す必要があります。ここからは、フリーランスコンサルタントのコツを紹介します。

<仕事の適性量を見つけるコツ>
自分にとっての仕事の適性量は、「自分の限界+α」にあります。

限界より少し頑張ればこなせる程度の案件に入り、自分を適度に追い込むことで、自然とスキルアップできます。

フリーランスの場合、上司がいない分、自分に対して甘くなってしまいがちです。
そのため、あえて「自分の限界+α」の仕事を能動的に取るよう意識することをおすすめします。自然とスキルアップし、交渉次第で単価も上がります。

こうなるためにもまずは「自分の限界を知る」ことが、仕事の適正量を見つけるコツです。

<顧客を獲得するコツ>
あなたがコンサルタントを雇う場合、「名前と顔を知っている」コンサルタントと、「はじめて名前を聞く」コンサルタントのどちらを雇うでしょうか。多くの人は、前者の「名前と顔を知っている」コンサルタントを雇うでしょう。

したがって、顧客を獲得するコツは、「顔を売るための工夫をすること」です。いまの時代であれば、ブログやSNS等で比較的容易に情報を発信できるようになりました。また、場合によってはコンサルタントのマッチングサイトに登録するのもいいでしょう。

しかし、より確実で簡単な方法は、コンサル会社時代の人脈を生かすことです。
コンサル会社の多くは、その会社内のコンサルタントだけでなく、外部のフリーランスコンサルタントや外部のコンサル会社からリソースを調達しています。

前職の会社の人が独立していたり、事業会社の部長職についていたりすれば、案件を任せてもらえる可能性があるので、そういった人脈を生かすこともフリーランスコンサルタントが顧客を獲得するコツです。

<サービス提供価格(単価)を決めるコツ>
提案の時にクライアントが一番気になるのが、コンサルタントへ支払う費用です。

費用が高すぎるとどんなにスキルがあっても不採用であれば提案にかけた時間がパーになりますし、反対に、安すぎると長期的に売上へ影響が出るため慎重に決める必要があります。

ここで注意したいのが、「安請け合いしないこと」です。コンサルタントの法人価格は目を見張るほど高い金額です。
そのため、サラリーマン出身の人であれば相場よりもかなり低い金額でも十分満足できると考え、単価の安さで勝負してしまうでしょう。

しかし、どんなに相場が高いからと言って、安易に単価を低く設定して契約を取りに行ってはいけません。安い単価で契約を取った場合、のちの交渉時に不利になる可能性があります。「安い単価だから採用したのに、単価が上がるなら不要です。」と言われかねません。

基本的には相場の金額で勝負するように心がけましょう。

長期的な案件や、人脈作りのチャンスが多い、現場で働いている人が魅力的、などであれば投資として考えて少し安くしてでも契約を取るなど調整してもいいかもしれません。

<フリーランスコンサルタントはとにかく信頼が大事!>

フリーランスコンサルタントとして仕事をするうえで、常に気に留めておくべきことは、クライアントからの信頼は何よりも大事だということです。

<クライアントの信頼は次につながる>
フリーランスコンサルタントにとって、クライアントの信頼は次につながるということは言うまでもありません。

「信頼を勝ち得るのには何年もかかるが、失うのは一瞬だ。」と指摘する作家もいます。

また、一度失った信頼を再び勝ち得るのは至難の業です。

いずれにしても、フリーランスコンサルタントにとっては、新たなクライアントを開拓するよりも、むしろ今のクライアントの信頼を得られるように努力する方が重要だといえます。

<これだけは絶対にやってはいけない>
人が相手を信頼しなくなる大きな理由の一つは、「約束を守らない」ことです。

約束を守れない人とは仕事をしたいとは思いませんし、何を言われても耳を貸そうとしません。

また、やりがちなミスは、できないことを「できる」と約束してしまうことです。

コンサルタントだから「なんでもできます」といいたくなる気持ちはわかりますが、できないことを「できる」と言い切って約束することはリスクが高いです。

ただし、なんでも「できない」の一点張りではそれはそれで信頼を失いかねませんし、自分の成長にもつながらないため、バランスを取る必要があります。

<まとめ>

ここまで、フリーランスコンサルタントとして働くことのメリットとデメリット、そして実際にフリーランスコンサルタントとして働く際に心がけるポイント等について紹介してきました。

「フリーランスコンサルを目指して、まずはコンサル会社への転職をしたい!」
「でも何から手をつければ良いのかわからない」
そんな方は、ぜひともReBornに登録してみてください。転職活動に欠かせない情報が見つかるはずです。
https://reborn-rp.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?