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ED根本改善の大本命!-低強度体外衝撃波療法- 「治療の選択肢に注目」編

最近筋トレにハマりつつあるED専門クリニックの医師Sです。

これまで。「EDとは?」や「ED治療とは?」といった基礎的な視点から広くご紹介してきました。
今回から数回にわたって、近年注目度が急上昇中の「低強度体外衝撃波療法」についてご紹介していきます。

皆さんはまだあまり耳にしたことが無いかと思いますが、この革新的な根本改善が期待できる「低強度体外衝撃波療法」をこの機会に知っていただきたいと思い、筆を走らせています。是非とも最後までお付き合いください。

ED治療の選択肢

勃起不全は一般的な症状です。その割合は様々な研究がありますが、男性の約25%が人生のある時点で起こるといわれているものなのです。一方で、多くの場合で治療可能となっているのも明るい事実です。EDの治療選択肢は下記のようにいくつかあり、過去の記事には書いていなかった治療法もいくつか追加してみました。

・経口薬https://note.com/reboqi/n/nf35b7d75eb1c
 最も一般的な治療法として、広く用いられています。
・真空ポンプ 真空収縮装置(VDC)
 勃起を発生させそれを維持するために使用する外部ポンプです。ポンプは陰茎の勃起を助け、ポンプに接続されたバンドによって勃起の維持を助けます。

ぺニスポンプイメージ


陰茎インプラント
 手術によって外科的に埋め込まれる装置です。外科的に勃起不全、虚血性持続勃起症、変形、陰茎の重篤な損傷、また、男性の陰茎形成術や女性から男性への性転換における陰茎形成術などにも行われるものです。

・注射療法
 小さな注射器によって自身で陰茎に直接薬を注射するものです。この薬は血管を弛緩させ(広げ)、より多くの血液が陰茎に流れ込むことによって勃起をもたらします。

・陰茎インプラント
 勃起状態を作るために、外科的に陰茎に埋め込まれる装置です。陰茎インプラントは、半硬質タイプと膨張式の二つのタイプに分類されます。

・低強度体外衝撃波療法https://note.com/reboqi/n/nf08c595517a8
 機器内部にて衝撃波を発生させ、機器の先端部を陰茎に接触させ陰茎組織を刺激します。それによって血流を増加させ、EDの根本改善を早めます。
 クリニックでの通院状況下で比較的大きな機器によって施術するものが主ですが、ここ数年に登場した「家庭用」の低強度体外衝撃波療法に対して、米国を中心に注目が高まっています。

低強度体外衝撃波療法イメージ

次のブログ記事に向けて

今回の記事では、低強度体外衝撃波療法のコアな部分にまでは到達できませんでしたが、様々な治療法が確立されてきている中で、ここ数年での注目度の高さをお伝えするところまで書いてみました。
次の記事では、体外衝撃波療法の利点やその研究結果などをわかりやすくご紹介いたします。お楽しみに!

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