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変化を受け入れるカギは「生存欲求」にある

台風、凄かったですね。大丈夫でしたか?
私が住む福岡でもなかなか豪快に影響が多々ありました。
天災ってのは、怖いですね。

天災が予測出来るのは今だからこそ

今でこそ、インターネットや宇宙の情報からによる精度の高い天気予報により、ある程度事前に天災の予測をすることができます。(地震は今の技術ではなかなか難しいですが…)
そのため、天災にある程度備えることができます。

しかし、そういうものが無かった時代では、天災は突然来ました。
私が台風のたびに思うのは、これ突然来たら、怖すぎるな、と。
神様が怒ってると捉えても、確かになと思ってしまいます。
昔の日本であれば、台風ひとつで農作が潰れてしまうでしょうから。
台風とは、生きるか死ぬかの大きな天災だったのです。

そう考えると、今って、めちゃくちゃ安全ですよね。
死ぬことを想定して生きることはそんなに無いでしょうから。

平和で安全な国、日本に生まれた時点で、5大欲求の「生存欲求」は満たされているのです。

私たちは死なない選択を常に行う

ただ、だからこそ、生存欲求について、知っておく必要があります。
死ぬリスクが健在的に無くても、常に生存欲求は生きているからです。

生存欲求とは、その名の通り、「生きるため」の欲求のことをいいます。
言い換えると、「死なないため」の欲求です。

そのため、人は死なないような行動を本能的に取るようになっているのです。
このメカニズムを知っておくことが非常に重要です。


例えば、あなたが尊敬をする人から「自分では理解できなさそうなアドバイス」や「自分にはできなさそうなアドバイス」をもらったとしましょう。
そのとき、「自分はそうでは無いので」「自分には無理なので」と言っていないでしょうか?

これは生存欲求が強い思考です。

正直、できるかできないか、合うか合わないかはやってみないとわかりません。
過去にやったことがあったことでも、今やったら、うまくいくかもしれません。
しかし、ほとんどの人はそのアドバイスを素直に受け取ることなく、切り捨ててしまいます。

なぜなら、「それをやったら、今の安全が壊れてしまうかもしれないから」です。
つまり、生存欲求による選択ということです。

生存欲求を言い訳にしない

多くの人が変われないことも、生存欲求によるものです。
変化をするということは、今を捨てる・変えるということですから。

その変化が良くなろうと悪くなろうと関わらず、安全な今から変化をするという事実に脳が耐えられないのです。生存欲求が耐えられないのです。


ただ、その変化が良くなるものであれば、必ず変化をした方が良いですよね。
変化をしない人は、現状維持を行う人は、どんどんと停滞していきますから。


そのため、そのような思考になったときは、「生存欲求が心配してくれているんだな。ありがとう。」と生存欲求を受け入れ、その上で選択をしていくようにしましょう。
上記のアドバイスの場合であれば、尊敬する人からのアドバイスは理解できていなくても必ずやった方が良いです。理解できないアドバイスをやっていくのが一番成長できて、成果も出ますから。

生存欲求を言い訳にしないということです。


良い未来をつくるためにも

脳のメカニズムを知っておくと、このように日常で生かせます。
うまく生かしながら、良い未来を引き寄せられるように、日々の選択をしていってくださいね。


それでは、まだまだ猛威を振るう台風には気をつけて。今日も大切に時間を使っていきましょう!

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