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神は細部に宿る

有名な格言の一つに 「神は細部に宿る」というものがある。

これは、

本当に素晴らしい技術やこだわりは目には見えにくい

ということを例えたもの。

なかなか気づかないところや、思わぬところにこだわりは詰まっていて。 

プロフェッショナルは細い仕事にさえも、手を抜かずに、こだわるということ。

この言葉は、建築の世界やデザインの世界など、物づくりをするクリエイターの人たちが 昔からよく使う言葉でもある。

ただ、これはクリエイターの人たちだけに留まらず、どんな人にも応用できる考え方でもある。

あなたの周りのプロフェッショナルたちも、きっと、こだわっているものがあるはず。
それを探すだけでも、大きな学びになることは間違いない。

気づかないだけでこだわりはいつも身近にある


この「神は細部に宿る」ということを、最近、感じることがとても多い。

例えば。 

編集なんかは本当にそれで。

ここに句読点を付けるか付けないか。この言葉をどう伝えるか。
改行を1行にしようか2行にしようか。
そんな何気ないことをひたすら考える。

読む人にとっては、1秒もかからない箇所かもしれないけれど。
そのちょっとで伝わり方が変わることもある。

セミナー資料の作成や講演も同じ。

 デザインの微調整や文字の大きさなど。選ぶ言葉だって同じ。
その少しで大きく変わることがある。

生み出すもの、創り出すものはこだわりの集合体だ。

99人が気づかなくても、1人が気づいてくれるかもしれない。
その1人に届くのならば。
妥協することなく、こだわるべきだ。

フォトグラファーから見えたプロのこだわり

イベントの運営をしていた時には、フォトグラファーとして活躍している門口絵美さん が、プロフェッショナルのこだわりを見せてくれた。

運営陣の写真撮影があり、絵美さんはその場でアイフォンで記念撮影をしてくれた時。

お金も発生するわけでもなく、時間もかかるので、そのままの撮った写真で充分なのに。
絵美さんは当たり前のように、わざわざパソコンに取り込んで、表情の調整や明るさの編 集、色の感じなど。
細かく編集をしていた。

プロってのはすごいなって。

そのちょっとのために時間と情熱とスキルを注ぎ込む。
このちょっとができるかできないかが、相手を感動させられるか否かを分けているのかなと。


どんな人でも細部までこだわれ

どんな仕事でも、いつもの日常でもこれは同じ。

ちょっとの気遣いができるか。
ちょっとのことでもこだわれるか。


本気の人には本気の人が集まり。
中途半端な人には中途半端な人が集まる。

あなたが一緒に過ごしたいのはどっちの人?

完璧主義者になる必要はないけれど...。 

自分のこだわりはどんな時でも通せる人になろう!

たかが「ちょっと」は、されど「ちょっと」。

あなたのその「ちょっと」で人を感動させよう。
見ている人は必ず、そのこだわりを見てくれていますよ。

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